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【京成杯(G3)展望】クラシックへ向けて好スタートを切るのはどの馬か?伝統の3歳重賞は今年も混戦模様!?

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 中山競馬場で14日(日)に開催されるメインレースの京成杯(G3)は、牡馬クラシック第1戦の皐月賞(G1)と同じ舞台で争われる注目のレース。2010年の優勝馬であるエイシンフラッシュは皐月賞(G1)3着、日本ダービー(G1)優勝とその年のクラシックで大活躍を見せた。そんなクラシックへと繋がる重要なレースへの出走を予定している注目馬を紹介する。

 連勝中のジェネラーレウーノ(牡3、美浦・矢野厩舎)が混戦を断ち切る存在となれるだろうか。1.2倍という人気となった7月の新馬戦はお手本通りの中団からの差す競馬を試すも、直線での末脚が不発に終わりまさかの3着に敗れてしまった。そこから立て直しを図って挑んだ10月の未勝利戦は、一変して逃げる競馬を展開するとこれが功を奏して2馬身差を付けての快勝。今回と同じコースで行われた前走の葉牡丹賞(500万下)でもスタートから先頭に立ちレースを引っ張ると、1度も先頭を譲ることなく2戦続けての逃げ切り勝ち。最後の直線では並びかけられる場面もあったが、そこからさらにもう一伸びしていただけにまだまだ力を秘めていそう。また、連勝中であるにもかかわらずまだまだレースに集中できていないという陣営の発言もあり、この馬に対する期待の高さを感じさせる。ここで重賞タイトルを獲得することができれば、クラシックへ向けて余裕のあるローテーションが組めるだけに是が非でも結果を残したい。

 重賞での好走歴を持つダブルシャープ(牡3、栗東・渡辺厩舎)にも注目したい。もともとはホッカイドウ競馬に所属していた地方馬で、その名を知らしめたのはクローバー賞(OP)でのことだった。初めての芝のレースへの出走ということと圧倒的な人気を集めていたタワーオブロンドンの存在により注目度は決して高くなかったが、レースではそのタワーオブロンドンとの叩き合いを制して勝利を上げる金星となった。続く札幌2歳S(G3)でも注目度は高くなかったが、4コーナー付近からまくり気味に上がっていくと鋭い末脚を披露して見せ場十分の3着と、重賞でも通用する能力の持ち主。前走の朝日杯FS(G1)は9着となっているが、距離延長となるここでは再度見直すべき。昨年の夏に北海道で見せたような中団よりも後方で足を溜める競馬をすることができれば勝利は目前だろう。

 新馬戦を快勝しているデルタバローズ(牡3、美浦・堀厩舎)にとっては、今後を占う重要な一戦。雨が降り重馬場となった厳しいコンディションでのデビュー戦であったが抜群のスタートを決めると2番手を追走。そこからは危なげないレース運びで2着馬に4馬身差を付けての勝利。今回は距離延長、相手強化と超えるべき課題の多いレースとなるが、ここを目標に十分な乗り込みを行っており、力を出し切る体制は整った。現時点でも層の厚い3歳牡馬となっているが、連勝での重賞勝ちでクラシック戦線に割って入ることはできるだろうか。

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