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JRA石橋脩ブチギレ騒動……馬質向上の裏で苦悩も?

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 昨年、自己ベストとなる67勝を上げ、12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)ではラッキーライラックで実に6年ぶりとなるG1勝利を上げた石橋脩騎手。今年も昨年に近いペースで勝利を積み重ねており、秋以降の成績次第ではさらに自己ベストを更新することも考えられる。

 今年は重賞制覇こそ、ラッキーライラックと挑んだチューリップ賞(G2)のみ。だが、日本ダービーでは1番人気のダノンプレミアムを終始マークしつつ、自分が騎乗する16番人気のコズミックフォースを馬券圏内に持ってくる神騎乗を見せるなど、随所に光る手腕を発揮している。

「2007年頃から堀宣行厩舎とつながりを持ち、調教などに乗りつつ、堀調教師からしっかりと競馬や馬のことを学んでいたようです。昨年は好成績の理由はいい馬に乗せてもらっていることが前提だと話しながらも、『レース全体の中で先手を取る感覚が、少しつかめてきた』とコツのようなものを掴んだかのように話していました。近年の好成績は日々のたゆまぬ努力がついに実を結んだ結果なのでしょう」(競馬誌ライター)

 今年もさらなる活躍が期待される石橋騎手。今後もベテラン勢をおびやかす騎乗を見せてもらいたいものだが、先週8日に福島競馬場で行われた織姫賞(500万下)では、これまでとは違った一面を見せて周囲を驚かせたようだ。

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