麻雀Mリーグ「ドラフトまとめ」&「チーム戦力」を徹底分析!! 史上初のシーズン開幕に向け「優勝」大本命はあのチーム!?

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第1巡指名:多井隆晴(RMU)
第2巡指名:白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)
第3巡指名:松本吉弘(日本プロ麻雀協会)

 このMリーグの発起人であり、チェアマンを務める藤田晋が率いるとあって、AbemaTVの麻雀チャンネルを支える3名が選ばれた。3巡目で鈴木たろうの抽選に敗れてしまったが、指名した松本吉弘は今年RTDリーグにも出場を果たした26歳。「若手No.1」との呼び声も高く、同じく32歳ながらその雀力と実績で”若手”の域を脱した白鳥翔も、次代の麻雀界を担う存在になりつつある。

※画像は『AbemaTV』から
※画像は『AbemaTV』から

 それでも「キーマン」は麻雀界のカリスマ的存在・多井隆晴だ。

※画像は『AbemaTV』から

 3人共RTDリーグで活躍中とはいえ、賞金額や世間の注目度からもMリーグはもう1つ上の舞台。残り2人が若いだけに、長年麻雀界を牽引し続けている多井の経験がチーム浮沈のカギとなる。「結果」でチームを引っ張り、求心力を維持できれば、初代王者になれるだけの爆発力は秘めている。

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第1巡指名:魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)
第2巡指名:近藤誠一(最高位戦日本プロ麻雀協会)
第3巡指名:茅森早香(最高位戦日本プロ麻雀協会)

 コナミの麻雀格闘倶楽部に並ぶ大人気ゲーム『セガNET麻雀【MJ ARCADE】』の登録プロに日本プロ麻雀連盟所属がいないことから、魚谷侑未の1位指名を意外に思ったファンや関係者も少なくなかったようだ。しかし、モンド王座決定戦や、女性初の日本オープンのタイトルを獲得するなど、その実力は女流プロの垣根を遥かに超越。男子プロを含めてもトップクラスの実力派だ。

「1位でないと獲れない」と判断したセガ首脳陣の思惑は正しいといえるはずだ。

 ただし、3位の茅森早香も含め、女流2人がその実力を如何なく発揮するためにも、最高位戦・最強を誇る近藤誠一が「キーマン」だ。麻雀は男女の実力差が小さい競技として知られているが、今年のRTDリーグで女流最強といわれた和久津晶(連盟)が、大舞台での空気に飲まれて大敗を喫したように、女流には良くも悪くも繊細な部分がある。経験豊富なベテランの近藤がチーム内に落ち着きと余裕を作れるかが、浮沈のカギを握るだろう。

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