パチンコ “速さ”を捨てたキラータイトル……「一撃万発」をコンスタントに発揮する出玉力が魅力!!【激アツ新台実戦JUDGEMENT】

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

 今回のピックアップマシンは、2年ぶりの登場となったニューギンが放つ「爆裂キラーマシン」シリーズの最新作『P花の慶次 蓮』(以下、慶次蓮)だ。

 本機のパチンコにおける存在感と影響力は改めて言及する必要はないだろう。前作『CR真・花の慶次2 漆黒の衝撃』から2年の沈黙を破り登場したP機初の『慶次』である。そのポテンシャルと動向には全方向から熱い視線が注がれている。

 気になるそのスペックだが、確変システムは『慶次漆黒』を踏襲した転落抽選タイプ。100回転まで電サポが保証され、100回転以降も確変なら転落するまで継続となる。RUSHの継続率は約82%と大幅にアップ。CR機の出玉感、2400発を連チャン力で補う形である。

 とはいえ、『慶次蓮』における右打ち中のフルラウンド比率は70%とP機のなかではトップクラス。その出玉感も見劣りするものではない。

 実際、『慶次漆黒』と『慶次蓮』の確変突入時の平均出玉を比べてみると、共に約6000発をマークし、わずかに『慶次漆黒』のほうが数百発のレベルで上になっているような状況である。ほとんど変わらないといっても差し支えない。

 初打ち報告でも爆連結果が相次いでいる。「一撃6万5000発」「まじで転落引かないから無敵感ある」といった声が聞かれる。

 この「転落を引かない」というのは理由があって、転落抽選確率がなんと1/520.12とだいぶ傾いた数値設定となっているのである。1/500を超える確率によってそうそう引かない印象もプラスされ、「無敵感」へと繋がるのである。

 しかし、その分、犠牲にしたものがある。P機では高評価の要素として欠かせない出玉スピードである。確変中の大当り確率も1/129.77と高く設定されているので、RUSH時の確変ハマリが頻出。

 300ハマリくらいはざらで、連チャン中はとにかく時間がかかるイメージとなっている。ただ、RUSH突入から200回転経過すると高速変動に移行するので、スピードに対するストレスが軽減されるような作りになっている。

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