パチンコ「旅打ちの恐怖」…まさかの「不幸」に「絶体絶命」!?


 大学を卒業し、フリーター生活をして数ヶ月。アルバイト先で読んだ漫画「パチスロひとり旅」に憧れ、旅打ちを開始した。

 最初の目的地は前回ご紹介したように福島県。大学の悪友が住んでおり、いざとなれば頼ってやろうという下心があった。

 漫画のように車中泊とはいかなかった。何故なら車を持っていない。そこで各県毎にマンスリーマンションを借り、そこを拠点として回ることにした。

 福島県での実戦は「約28万円勝ち」という上々の結果に終わり、多少の手応えを獲得。自信がついた私は、「本場で勝負がしたい」と名古屋行きの深夜バスに乗り込んだのだった。

 名古屋は「パチンコのメッカ」と言われるほど、多くの遊技機メーカーが集まる場所だ。ホールの状況にも過剰に期待が高まった。

 まずは不動産屋に出向き、マンスリーマンションの契約を交わす。中心地の栄を希望したが、値段に折り合いがつかず、少し離れた「鶴里」という町で腰を下ろすことにした。

 いざ栄に通ってみると片道は20分ほど。大きな不便は無さそうだ。

 この地に着いて、まず驚いたことは「ホールの大きさ」である。「京楽産業.」の直営店を見ると巨大ながら近代化した印象で、まるで映画で観る「カジノ」のようだった。

 しかも、「直営店」というだけあって、自社のマシンが「ところ狭し」と並んでいる。特に新台『CRびっくりぱちんこ戦国無双 MAX EDITION』はズラっと数十台が満席、通路はドル箱の山になっていた。

 その様子を見て「よし、パチンコで勝負だ」と意気込むが、後に不幸に襲われることになる。

関連記事

パチンコ・パチスロ最新記事

人気記事ランキング 5:30更新

パチンコ

パチマックス

総合

編集部イチオシ記事
SNS