イメージ回復を無にする「刺傷事件」がパチンコ店で発生。暴行に強盗、止まらないパチンコ界隈の事件
さまざまな手を使って集客を行い、さらにはクリーンさをアピールして起死回生を図ろうとしているが、そのどれもが目覚ましい効果をあげているとは言いがたいパチンコ業界。それどころか、パチンコ店やパチンコがきっかけで傷害事件が起こるなど、イメージ凋落が止まらないようだ。
大阪府警門真署は7日、夫を包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いで同市新橋町の妻を逮捕した。
府警門真署によれば、夫が「背中を刺された」と門真署に通報したことから事件が発覚。妻はパチンコ店で夫の脇腹を刃渡り約15センチの包丁突然刺した疑いが持たれている。女性は、「夫から暴力を受けていたので殺そうと思った」と供述しており、門真署にもこの件で相談をしたことがあったという。
遊戯中だった人間には堪ったものではない事件だが、被害者が客、従業員を問わず、このようなパチンコ店での暴力事件は後を絶たない。
2日には、大阪市福島区のパチンコ店の景品所に押し入る強盗が発生。景品交換所にて女性定員に刃物を突き付け、準備金約460万円が入ったバッグが奪われている。犯行に及んだのは福島区の男性2名。両容疑者は事件の翌日に総額100万円以上のブランド品などを買い込んでいたという。
さらに今年の2月、京都府木津川市の夫婦がスロットをしていた男性客への暴行容疑で逮捕されている。奈良県警橿原署によれば、男は隣に座ろうとした男性客の足が当たり激昂。男性客の胸ぐらを男がつかんで引っ張り、妻は座っていたイスを3回蹴るなどしたという。男性客は座る際に足が当たりそうだったため注意したにも関わらず、男性は聞き入れなかったそうだ。
また、パチンコが打ちたいがために、コンビニ強盗を起こした男もいた。
この男は10月24日、午前2時前、ローソン上野芝駅前店でレジ勤務をしていた男性店員に対し、金を出せとナイフを押し付け、現金約20万を奪ったとされる。男は、「パチンコが大好きで遊ぶ金がほしかった」と供述しているという。
パチンコ業界のさまざまな努力が水泡に帰すかのような上記の事件。すべてパチンコが悪いというわけではないのだが、危険なイメージが増すのは間違いない。打つ手はあるのだろうか?
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