パチスロ「再びの規則改正で2号機から3号機へ」~3号機名機伝説『ドリームセブン』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.36】

 幾度となくメンツを潰され、ついに堪忍袋の緒が切れた行政。見せつけ的にフルーツ全面禁止という強攻策に打って出ることで面目を保つほか無かったのだろう。

 他にも、細かい部分では「1ゲームあたりの遊技時間を4秒から4.1秒にする」といった変更もあったが、そんなことはもうどうでもいい話だ。

 風適法の基本理念として「著しく射幸心をそそるものであってはならない」というのがある。
 
 3号機におけるフルーツの全面禁止を含めた集中役への規制強化も、それに従ったものだ。行政が「著しく射幸心をそそるからダメ」といえば、メーカーとして「はい、すみません」と従うほかない。

 しかし、結果的にはこの締め付けが、行政の思惑とは真逆の方向にパチスロを向かわせてしまうことになる。

 次回からは、3号機のラインナップを紹介しつつ、この時代のパチスロ業界に巻き起こった「様々な出来事」を綴ってみたいと思う。

(文=アニマルかつみ)

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