パチンコに朗報!?「名人」斉木しげるの見事な”改善案”に見る業界再浮上の「カギ」とは？

　パチンコ人口減少の原因は「MAX機の撤去」「オンラインゲームの普及」「レジャーの多様化」「イメージの悪化」などさまざまであり、その1つに斉木が発表した「回らなくなった」という理由もあるはずだ。斉木の改善案は、パチンコ業界にとって無視できない内容といえるだろう。

　その中でも重要なのは「ギャンブル性より、パチンコそのものを面白くする意識が必要」という点であるが、各メーカーも「規制内で受け入れられる台」を開発すべく努力を怠っていない。

「短時間でも楽しく打てる台」や「昔ながらのパチンコの楽しさが味わえる台」「名機のリニューアル台」「シンプルさを重要視した台」など、出玉の瞬発力があるMAX機とは異なる魅力を持った台が導入予定だ。

　斉木の訴える「ギャンブル性より、パチンコそのものを面白くする意識」を持ち続けている限り、低射幸性営業が受け入れられる可能性はある。パチンコ業界の未来は、暗いものにはならないのかもしれない。