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パチンコに朗報!?「名人」斉木しげるの見事な”改善案”に見る業界再浮上の「カギ」とは?

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 パチンコ店からMAX機が撤去された2017年。これまでとは異なる状況に、戸惑いを隠せないユーザーは多いようだ。

 短時間で万発を超える出玉の獲得も珍しくはないMAX機が近年の主流であったことは間違いない。「強烈な爆発力」を求めて遊技する人間が大半であったといえるだろう。出玉の瞬発力を失うダメージは、想像以上だったという印象だ。

 しかし業界が問題視しているパチンコ人口の減少は、今回の「MAX機撤去」だけによるものではないだろう。その原因の1つに対する考えを先日、パチンコ業界に馴染みが深い人物が発表した。

 その人物とは俳優でタレントの「斉木しげる」だ。斉木はパチンコ対決をする『今夜も千両箱!!』(1998年 – 2003年、テレビ東京)でMCを担当。「パチンコ名人」と名乗っていたことは有名である。

 斉木は1月19日に「全国遊技ビジネス振興会」が開催したセミナーの特別講師を努め、50年来のパチンコ歴を誇る「ファンの視点から見た今の業界」に対する思いを披露。自身が、パチンコを遊戯する気持ちが薄れている旨を打ち明けたようだ。

 その理由の1つが「スタートが回らなくなってきていること」だという。確かに「最近のパチンコは回らない」といった声は目立つ。斉木に限らず「回らなければ打ちたくない」と考えることも当然だろう。

 斉木は、その対策として損益分岐の引き上げ(業界等価からの脱却)を要望。その分、スタート回数・当り回数を増やす営業形態にシフトすることを提案したと「遊技通信web」は紹介している。

 そして「これをカンフル剤にして、ギャンブル性というよりも、パチンコそのものを面白くするという意識が必要なのではないだろうか。パチンコは日本の文化であり、そういう観点を業界関係者が共有することも大切だと思う」と訴えたようだ。

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