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「車150台以上が燃えた」パチンコ店立体駐車場火災 マルハンが公式HPで謝罪コメントを掲載

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公式HPより

 去る8月20日、神奈川県厚木市にあるマルハン厚木北店の立体駐車場で火災が発生した。

止まっていた337台の車のうち、あわせて152台が炎上

 同店はパチンコ680台、パチスロ342台の計1,022台を設置する市内最大の店舗。国道沿いということもあり、763台の巨大駐車場を完備している。

 消防によると、立体駐車場で発生した火災は2階の中央付近に止められた車のエンジン下部からの出火が原因。その後、駐車場の車に次々と燃え広がったとみられ、消防が通報を受けておよそ10分後に到着した際、すでに2階部分に煙が充満していたそうだ。

 車どうしが隣り合って止められていた上に、現場は空気が供給されやすい開放式の駐車場だったことから、火の回りが早かった模様。止まっていた337台の車のうち、あわせて152台が燃えたことが確認された。火元の車は駐車後、およそ15分後に出火したという。警察と消防が、詳しい原因を調べている。

 この火災に関して、マルハン東日本カンパニーは先日、謝罪コメントを公式HPに公表した。

198台の車が出せない状況だという

 これによると、当日の14時45分、店舗棟設置の火災報知機の警報が鳴り、立体駐車場の火災を認知。14時47分、直ちに消防署に連絡の上、現場に駆け付けたスタッフ2名が初期消火に向かったものの、車両の爆発が発生したため、付近の客の危険回避及び避難誘導を行ったそうだ。

 14時56分、消防が到着し、消火活動を開始。15時15分、火災が拡大したことから、店舗内の客の避難誘導を開始し、16時5分、全ての客の非難を完了させたという。18時41分、火災は鎮火した。

 立体駐車場は2層3段自走式で、最大収容台数は1階が158台、2階が157台、屋上が156台。各階にABC消火器(移動式粉末消火設備)、自動火災報知機が設置されており、消防設備点検及び防火対象物点検は1年に1度、定期点検を行っているそうだ。

 直近での点検は4月14日。今回の火災発生時においても、正常に作動したという。また、消防訓練は年に2回、定期的に行っており、直近では4月20日に実施したそうだ。

 幸いなことに、今回の火災によるけが人などはなし。立体駐車場の1階のみ安全の確認が取れたため、8月22日より車の移動を開始したが、立体駐車場の2階以上は安全の確認が取れるまで立ち入り禁止としており、198台の車が出せない状況だという。

 店舗は当面の間、休業。今後は店舗HPやSNSなどで提示予定だそうだ。

 同社は「弊社『マルハン厚木北店』立体駐車場火災に伴い、車を駐車されていたお客様、ご遊技されていたお客様、近隣の住民や施設の皆様には大変ご不便、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。また、消火活動にあたられた消防の皆様、警察関係の皆様をはじめ、多くの関係者の方々にご尽力頂きましたこと、心から厚く感謝申し上げます」としている。

パチmax! 編集部

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