パチンコ店「二度と来るか!」とドル箱を投げた客…その後に驚きの行動を!?
パチンコ店においてトラブルは付きもの。お客さんの中には何かトラブルや不満があった際に、ハッキリとモノをいってくる人もいれば、そうでない人もいる。
訳の分からない理不尽なクレームでもない限り、そういった客のありがたい言葉に耳を傾け何かしら改善するというのはよくあることだと思う。中にはそういった部分を改善することにより、客との信頼関係が強固になるケースもあるだろう。
しかし、気を付けるべきは「そういった言葉」を投げかけてくれない客の場合ではないだろうか。
こういった客は不満をいうでもなく、いつの間にか来店頻度が減る傾向。しまいには、全く寄り付かなくなることもあるだけに要注意だ。こうして気づかないうちに、自店の客だった人はどんどん他店に流れていくことが多い(悲しいが経験談)。
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しかし、過去に私が従事していたあるホールでは特殊な立地条件もあってか「選択肢がココしかない」という客も結構いたのだ。
すぐ近くにゴミ収集場があり収集車搬入の度に収集場に戻る管理人や、予約の時間にだけ店に帰る接骨師。雑貨店を営んでいるが客はほとんどおらず、ホールにいる時間の方が長いオーナーなど。このオーナーに至っては、一体どうやって生活しているのか不思議でならなかった。
資産家なのだろうか。そうであれば客のいない雑貨屋など廃業してしまえば良いと思ったものだが、人には人の事情があるのだろう。本当にパチンコ店という場所には、色んな人が集まる場所だなと思ったものだが…。
中でも印象深い人物がいた。これまたほとんど仕事のなかったであろう畳屋のご主人が、変わり者だったのである。
ことあるごとに喚きちらし、何かといえば「もう二度と来るか!」と言い残し店を去っていくのだが翌日には普通に来店してパチンコを打っているのだ。それこそ「二度と来るか」という言葉は愛情表現の裏返しなのかなという程に。
負けている時は常に「大負けだよ」といい、明らかにプラスになっている時でもやっぱり「投資がかさんでいるからこれだけ出ても負けているんだよ」等とうそぶく。こういった客は、どこにでもいるのではないだろうか。
一度だけ「二度と来るか」と言い残しドル箱を投げて帰ったことがあり、それをスタッフから聞かされた時はさすがに肝を冷やしたのだが…その10分後には店に戻り「すまなかった」と謝罪をして普通にパチスロを打っていたらしい。
この客にとって「二度と来るか」という言葉は、挨拶くらいの感覚だったのかも知れない。ただ、これはやはり特殊なケースなのだろう。
憎まれ口こそ放つが一度だけドル箱を投げた以外はトラブルを起こす訳でもなく、ある意味非常に良い客だったのかも知れない。
結局その客との奇妙な関係は店が閉店になるまで続いたのだからありがたいことだろう。たった1人の客でも取りこぼしたくないご時世だけに、客の言葉にはしっかりと耳を傾けながらより良い接客を心がけたいものだ。
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。
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