時代を築き上げてきたパチンコ「名機」シリーズとおさらば… ラスト実戦で「3万発オーバー」達成の完璧な幕切れ!
新年がスタートしましたが、それは同時にいよいよCR機を打てるリミットが近づいてきたことも意味するわけです。したがって、そろそろヘンテコマイナー機種との戯れもほどほどにし、時代を築き上げてきた「名機」シリーズたちともお別れの挨拶をしなければなりません。
というわけで打ってきたのは『CRぱちんこ必殺仕事人V 豪剣』です。『仕事人』シリーズは現在の京楽産業.(以下、京楽)の繁栄となる礎を築いた機種で、初代の登場が2001年の古参マシンではありますが、『海物語』『北斗』『エヴァ』『慶次』『牙狼』で構成される「パチンコ5大コンテンツ」には入っていません。
『海物語』は別格扱いの向きもありますが、その際にも加えられるのは『ルパン』でしょうか。とにかく『仕事人』は選ばれないような気がします。しかし、上記のマシンのなかで町男が一番お世話になったのがこの『仕事人』なのです。
初代の実戦、データ取りで3万発の大勝利を収めると続く『激闘編』でも4万発の大暴れ。この時はパートナーとして一緒に打っていた先輩も1万発以上出してシマを荒らしていました。
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ここから京楽の台とは相性が良いと刷り込まれたのです。ただ、もともと京楽は好きなメーカーで『夢幻伝説』や『CCガールズ』、『カニえもん』や『仙人パラダイス』などを嗜んでいました。
特に好きだったのが『めぐみ工務店』と『柔キッズ』で、この2機種の現金機は本当に死ぬほど打ち尽くしたものです。
話が逸れましたがもちろん『激闘編』以降の『仕事人』シリーズにも並々ならぬ愛情を注ぎ、『III』『桜バージョン』『祭バージョン』『竜バージョン』と『仕事人』の全盛期ともいえる時代を享受しました。
ただ、『IV』あたりで物理的にも精神的にもパチンコから距離をおいていたこともあり、比較的新しめの『仕事人』シリーズは昔ほどの熱量を注げなかったのです。特に、「小当りRUSH」がどうしても私の知っている『仕事人』と乖離を感じてしまい、なかなか受け入れられない状態が続きました。
とはいえ、現状打てるCR機の『仕事人』といえば『V』か『剣豪』。お別れを告げるのは彼らです。まあ、スペックは多少変化したものの基本的な演出はあの『仕事人』。演出面でも京楽マシンの基礎を構築したマシンなのでどんどん没入していきます。
そして、私の“京楽愛”が本物であることが証明されました。100回転もかからずに引き当てた初当りは通常で、若干うぐっとなりましたが、まさかの時短引き戻しから小当りRUSHが6連チャン。最後は謎に再び時短を引き戻し、最終的に3万発オーバー。
まさか最初と最後で3万発の大勝ちを成し遂げられるとは思いもしませんでしたが、はじめよくて終わりもよしの完璧な幕切れ。『CR必殺仕事人』はまごうことなき名機であります。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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