パチンコ「最大1500発×高ループ」の出玉特化スペック! 絶妙な大当り確率も魅力の注目マシン!!

「最大1500発×高ループ」の出玉特化マシン『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2 1/230ver.』

 無駄を省けと声高に叫ばれる世の中であるが、無駄を売るのが日本企業の本質である。使える・使えない、必要・不要の判断を後回しにして機能を山盛りに搭載し、それが「高品質」のエクスキューズとして用いられる。

 例えば飲料。コンビニに並べられた飲食品の大多数がペットボトルであり500ml前後。もちろん種類にもよるがきちんと飲みきれる「適量」ではない。かつて自動販売機では250mlの缶がほとんどといった印象であった。ちょっと喉が渇いたといって購入する際に物足りなさを感じたことはほとんどない。

 この「250」という数字、実はパチンコにとっても適量なのではないだろうか。主力となるミドルタイプでは重すぎる。かといって大当り確率1/200のライトミドルだと出玉感に物足りなさを覚えてしまう。

 P機になって出玉性能の強力なものも多数存在するが、バランスを考えた上での最適な回答は1/250前後になる、という考察である。

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 そこで注目したいのが『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2 1/230ver.』である。ライトミドルタイプながら連チャン性と出玉感を兼ね備えた本機だが、新たな試みとして登場した1台で、出玉力が強化されているのがポイントとなる。

 通常の1/199タイプと同様に右打ち中の半分が10ラウンド大当りとなるが、出玉数においては1/199が約1300発なのに対し『230ver.』はマックスの約1500発を獲得できるようになっている。

 継続率では1/199の約82%に対し約81%とわずかに遅れをとっているが、RUSH突入時の期待出玉は約5000発に届かない1/199と比べ約5300発と上回る性能となっているのである。それほど重さを感じさせない大当り確率で1500発の最大出玉を存分に味わえる、このバランス感こそが本機最大の魅力である。

 さらに、『230ver.』には遊タイムを搭載したことも興味深い。差別化という意味でももちろんだが、多少とはいえ当りにくくなった大当り確率に関してネガティブな印象を与えないような配慮もあるのだろうか。これがファンにどう受け止められるか、関心が深まるところ。

 ちなみに、遊タイムは大当り間で685回転消化すると発動し、870回転の電サポモードに突入。ほぼ大当りが濃厚となるのでそのまま連チャンモードに移行する優秀な性能。しかもミドルタイプにおける発動条件850~900回転といった気が滅入るような深さでないところも利点といえよう。

 これまでライトミドルタイプといえば1/200がひとつの目安となっていたが、『ぱちんこ乃木坂46』や本機の存在などにより1/250あたりの機種も活躍していきそうな予感がする。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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