パチスロ実戦「11スルーの不幸」も…AT完走の波も訪れるなど見事に逆転!?

　パチスロユーザーにとって「ゾロ目の日」は特別な日付だ。2月22日には痛い目にあってしまったが、3月22日こそは勝利をもぎ取るべく気合が入っていた。

　前日はTwitterなどで情報をチェックしたのだが…情報の確認に時間をかけすぎたのか、朝に目を覚ますと9時18分。完全に遅刻だ。同日は片道1時間という少し遠出をする予定であったので間に合うはずがない。

　現代は情報社会といわれているが、このような弊害もあるのか…。

　そんなことを考えていると、時刻は既に10時手前。せっかくの「ゾロ目の日」を棒に振りたくない。必死に対応策を練ったのだった。

　そういえば以前、少し離れた場所の22日がアツいホールに足を運んだことがあった。
そこは状況の割には客が少なめで、「ガールズ&パンツァーシリーズ」「まどかマギカシリーズ」に力を入れる知る人ぞ知るといったホールだ。

　昼前であれば空き台も豊富であろうと車を走らせたのである。

■ホールの傾向を考えると高設定に期待できるマシンを確保も…

　店内に到着すると『SLOTバジリスク～甲賀忍法帖～絆2』や「ジャグラーシリーズ」などメイン機種は満席。しかし目論見通り狙い台には空きが存在した。

　今回座った台は『パチスロガールズ＆パンツァー 劇場版』。設定推測の難易度は高めだが、ホールの傾向を考えると高設定に期待してプレイできる。

　本機は疑似ボーナスからAT当選を狙う5号機ライクのオーソドックスなゲーム性。赤7は約30%、白7は約50%でAT当選が期待できる。5号機ATのファンであれば刺さるマシンなのではないだろうか。

　打ち出していくと初当りが圧倒的に早い。高設定ノーマルタイプのような感覚で疑似ボーナスに当選するのだが…。当選するのは良いが、問題はATが全くひっかからないということだ。

　気付けば11スルー。内2回が白7にも関わらず箸にも棒にもかからないといった状況だ。両隣が小気味よくATに当選させるのを見る状態が長く続いた。

　苦節12回目の疑似ボーナス。初当りが早いお陰で投資は2万3000円だが、精神的に苦しい状況からようやく脱出できた。ATに当選したのだ。

「止まない雨はない」という言葉もある通り、その後はコンスタントにATへ突入。途中、AT完走の波も訪れ見事逆転に成功した。

　そのATでは設定3以上が濃厚となる演出も出現。どうやら狙い台は間違っていなかったようだが、11スルーは勘弁願いたかった。

　結果として回収2605枚のプラス1524枚の勝利。今回はATの当選に恵まれなかったが、ヒキの問題である。感想としてはATの当選率次第では低設定でも勝負になる印象だ。

　設定推測の難易度からもアツい日に空き台となっていても高設定のチャンスが残っているマシンといえる。気になる方はチャレンジしてみてはいかがだろうか。

（文=大松）
<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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