パチンコ「ハズレ知らず」の鉄板コンテンツ!? 業界屈指の実力メーカーが大型タイトルを独占!!

ニューギンがライトスペックの注目新台を発表

 絶対的な出玉感を味わえる小当りRUSHを搭載し話題となったニューギンの『Pあぶない刑事』。そんな同タイトルに、ライトバージョンとなる『Pあぶない刑事129ver.』が発表された。

 機種名のとおり、大当り確率が1/129.77とミドルタイプから比べると非常に遊びやすい確率帯のマシンとなるが、RUSHの迫力はそのまま。比類なき爽快感と性能を味わうことができるようになっている。

 RUSH1回あたりの平均獲得出玉は800発オーバー。RUSHの継続率は80%と強力。ミドルタイプに勝るとも劣らない怒涛のRUSHで大量出玉の期待がふくらむスペックである。

かつて一世を風靡した鉄板コンテンツ…過去作はハズレ知らずの名作ばかり

 ニューギンといえば、この『あぶない刑事』以外にもこれまでに超メジャーな刑事ドラマ「西部警察」と「太陽にほえろ!」のタイアップマシンを輩出している。刑事モノパチンコには実績のあるメーカーなのである。

『CR西部警察』は、銃撃戦や大爆破、カースタントなど日本のドラマの枠を破壊した作品をパチンコ化。ドラマのダイナミズムをパチンコ演出で表現し、人気を博した。

 特に期待を煽るパトランプ演出の使い方が絶妙で、液晶上部に搭載された役物が光と音が高揚感を増大させるのに一役買っている。

『CR西部警察2』『CR西部警察3』と第3弾まで継続し、パチスロも1機種登場する人気シリーズとなった。特に『3』は新規の撮り下ろし実写映像が搭載されるほど力の入った機種であり、ファンからの支持も厚い。

 一方の『CR太陽にほえろ!』はアニメ絵ベースで実写映像がほとんど挿入されていないものであったが、テキサス・ボン・ロッキーの3人の刑事から主人公を選び、選択キャラによってストーリーが変化するといった趣向が凝らされている。

 ほかにも、ボスこと石原裕次郎がブラインドを指で開く本ドラマの象徴的なシーンを役物によって再現したり、巨大なピストル役物がチャンスで可動するなどストーリーと連動したギミック演出も充実している。

 スペックは、1/395.66のマックスタイプを筆頭に、1/387.66、1/349.66と重量感のある大当り確率から繰り出されるボリュームたっぷりの出玉と連チャンで満足度の高い出玉性能を実現したもの。

 その破壊力と確かな演出によって伝説的ともいえる刑事ドラマの最高峰を見事にパチンコというフォーマットに落とし込んだ機種になっているのである。

 しかし、『西部警察』との棲み分けを明確にできなかったからなのか、後継機がリリースされることなく1機種のみで終わってしまった。完成度が高いマシンであっただけにシリーズ展開がなかったのは悔やまれるところ。

 とはいえ、『あぶない刑事』や新展開となる『Pはぐれ刑事純情派』によって継承された名作刑事ドラマパチンコ。今後にも期待である。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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