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「常識を覆された」パチンコ台…今まで気にならないところが一新!!

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「常識を覆された」パチンコ台枠

 今回は、現在のパチンコ筐体(台枠)の原型についてです。台枠って、皆さんは気にしますか?現在だと『仏壇筐体』や『デコレーション筐体』が思い浮かびます。でも当時は、ちょっとした変化で未来を感じていたのです。

 話は1994年にさかのぼります。この頃は台枠なんて、そこまで注目なんてされることはありませんでしたが…。とある日の新装開店で驚く光景があったのです。

 それは同年、三共から発表した2種類のノーマルパチンコ機でした。そこで使われた台枠が『ナスカ枠』と呼ばれました。その枠に採用されたのが、『フィーバーネプチューン』と『フィーバーウォーズⅠ』でした。

『ナスカ枠』は結論としては、今までの台枠の常識を覆されたモノばかりでした。とにかくド派手で、ピンク・水色・黄色という配色。今まではガラスは角型で統一されていたのに、潜水艦のような円型ガラスを採用しました。

 そして何よりも、上部に配置されたステレオスピーカー。それは中身のパチンコ機よりも、今まで取り上げることがない台枠に話題が奪われてしまいました。メーカーとしては、社運を賭けた一大プロジェクトだったのかもしれません。

 私の地元のホールでは、この2機種を隣り合わせて1島導入していました。他の島と比べると、なぜか未来を感じずにはいられなかったのを思い出します。

その約30年後に台枠がもっと進化しているなんて…

 私もどちらかでもすぐに打ちたかったのですが、立ち見が出るほどの盛況で打つことはできませんでした。ようやく数日経過してから2機種を打つことができましたが、台枠の操作性や機能性はそれほど変わりなかったと記憶しています。

 それとは反対に、上部に配置されたステレオスピーカーに感動したことを覚えています。今までは上皿の下辺りしか音が聞き取れなかったのですが、上部にあることでハッキリ聞こえていました。また、ド派手な配色も大当り中に上手く演出していて、高揚感を益していました。

 上記しましたが、導入された2機種はどちらも大当り確率が205分の1ノーマル機でした。それでも台枠のモノ珍しさもあって、同店のCR機コーナーよりも連日稼動は高かったのでした。

 しかしこの時期は『ダービー物語』(平和)自主規制の件もあり、各メーカーからはノーマル現金機の発表が主流でした。この時期の主なノーマル機は、『フィーバールーセントDⅠ』(大同)や『フルーツマシーン2A』(ニューギン)などです。

『ナスカ枠』が発表されて以降、他のメーカーからもこれに模した台枠が続々登場しました。しかしまさか、その約30年後に台枠がもっと進化しているなんて想像がつかなかったのです。

(文=四本コーヒー店.)
<筆者プロフィール>
 パチンコ好きが高じて異業種から転職し、長年パチンコ店の一般正社員としてホール現場を見てきた。単にパチンコを打つだけでなく、新規グランドオープンなどの市場調査やレトロ台探訪、のめり込み防止のための依存症考察など様々な遊技関連を日夜追っかけている変態パチンカー。そのため、大御所ライターや遊技機メーカーや周辺機器の幹部、他ホール法人の幹部などとの交流がある。ちなみに「四本」の読み仮名は(よんほん)ではなく(よつもと)である。


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