パチンコ「遊タイム」が搭載されている機種は勝ちやすい!? メリット・デメリットを紹介!

 低確率状態中、規定回数までハマったら発動する「遊タイム」。スロットでいうところの天井機能である。2020年4月以降のパチンコ機種から順次導入が開始され、現在も多くの機種に搭載されている。

 遊タイムはさまざまなスペックの機種に搭載されており、甘デジタイプで250〜300回転、ライトミドルタイプで500〜600回転、ミドルタイプで800回転以上と、大当り確率によって遊タイムまでの規定回数がある程度決まっている。

 遊タイムが導入された直後はファンの間でさまざまな論争が繰り広げられていたが、遊タイム狙いを得意としている筆者が改めて「遊タイムのメリット・デメリット」について紹介する。

遊タイムのメリット

 まず最大のメリットは、規定回数に到達すればほとんどの確率でRUSHが確定することだ。たとえば、ミドルタイプの『Pとある魔術の禁書目録』(藤商事)の場合、通常時に800回転消化することで時短1214回の遊タイムへと突入する。ライトミドルタイプの『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ! 39フェスver .』(SANKYO)では、大当り後500回転消化で、RUSHである「39フェス」 へ突入するのだ。

 これまでのパチンコは青天井だったため、大当り確率の何倍もハマってしまい、1日中大当りが引けないなんてことも珍しくなかった。さらには、大当りが引けてもRUSH獲得とならず、ショボ出玉で終わってしまうことも当然ながらあった。そのゆえ、ハマるのが怖くてパチンコが打てないという人も多かったのではないのだろうか。

 実は筆者も、遊タイムが導入されるまでは1日1500回転ハマりを経験したことがキッカケで、パチンコよりもスロットを打つ機会の方が多かったが、タイムが導入されてからはパチンコメインで稼働している。

 また、以前までの立ち回りは台のコンディションを見極めて期待値を稼ぐ方法だけだったが、遊タイムが導入されたことでスロットと同じように「天井狙い」ができるようになったのもメリットといえるだろう。

 

遊タイムのデメリット

 一方のデメリットは、ハマればハマるほど止めにくくなる点だ。筆者も経験があるのだが、950回転で遊タイムが到達する機種を500回転まで回した場合、止めるか続行するか迷う時がある。止めてしまうと、これまでの努力が水の泡だと感じてしまい、もったいない精神が発動してしまうからだ。そのため、遊タイムが搭載されている機種はヤメ時が非常に難しい。

 また、遊タイムがあることで出玉力やRUSHの突入率が下がってしまう。わかりやすい例として挙げられるのが、サンセイR&Dの『P牙狼 月虹ノ旅人』 と『P牙狼 月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』 だ。

 2つの機種は基本的なゲーム性は一緒なのだが、大きく異なるのは遊タイムの有無によるスペック面。その有無によって、RUSH突入率と初当り時の出玉が異なる。

 遊タイムが搭載されている『P牙狼 月虹ノ旅人』 は、RUSHである「魔戒CHANCE」の突入率が50%で、初回獲得出玉はすべて3R450発。一方、遊タイム非搭載の『P牙狼 月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.』 は、魔戒CHANCEの突入率が53.1%、初回獲得出玉は「3R(450個) or 6R(900個)」で、通常大当り時は後者の出玉となる。つまり、遊タイムが搭載されていない分、スペップがアップしているのだ。今後も遊タイムが搭載されている機種は発売されるが、人気機種に関しては遊タイムなしの別スペックも発売されるかもしれない。

 筆者からすると、遊タイムがあった方が立ち回りやすい。しかし、遊タイムが搭載されていない機種の方がスペック的に優秀なので、打つ時間帯なども考慮しながら、遊タイムが搭載されている機種と遊タイムが搭載されていない機種を柔軟に使い分けていきたい。

(文=S.S0083)
<著者プロフィール>
 これまで消防士やWEB制作会社に入社した経験あり。専門学生時代に新聞奨学生のブログを書いたことで文章の魅力に取り憑かれる。現在はフリーランスのWEBライターとして活動中。10代の時にパチスロデビューし、実戦を踏まえた関連記事も作成してきた。最も好きな機種は『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD』。

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