パチスロ「神ヒキ」炸裂で万枚なるか!?

最高の展開のまま「万枚」達成なるか

　ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回はパチンコパチスロ分野で高い人気を誇る作品とのタイアップ機『Re:ゼロから始める異世界生活（以下、リゼロ）』（大都技研）について書いていきたい。

　本機は純増約8.0枚のG数上乗せ型AT「ゼロからっしゅ」で出玉を増やしていくタイプ。通常時は、全役で獲得抽選を行う「Re:ゼロぽいんと」を貯めて、ATのメインルートとなる「白鯨攻略戦」を有利に進めるアイテムの獲得を目指す。レア役成立時は「Re:ゼロぽいんと」高確率ゾーンの「ゼロから始める異世界体操！」突入の抽選を行っている。

　通常時の規定G数消化から突入する「白鯨攻略戦」は継続バトル突破型となっており、白鯨を3体撃破することができればATに当選となる。撃破抽選は50％以上のベース撃破率＋アイテムによってアップさせた確率で行われ、レア成立時は撃破ストックのチャンスだ。

　AT「ゼロからっしゅ」突入時は、特化ゾーン「おねだりAttack」から開始。8G＋αで毎ゲーム、成立役に応じて上乗せが発生する。レア役や7揃いは大量上乗せのチャンス。さらに毎ゲームの上乗せが2倍や3倍になる上位版の特化ゾーン「鬼がかったやり方」も存在する。

「ゼロからっしゅ」消化中は、全6種類の押し順ベルでオープンしていく「パネルアタック」やレア役で上乗せと特化ゾーンの抽選を行っている。また、各種抽選に影響するモードが存在し、高モード滞在時の「パネルアタック」完成や上乗せ当選時はチャンスだ。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

■夕方から一発狙いで『リゼロ』を実戦！

　この日は夕方6時頃からの実戦。のんびり打てる時間はなかったので、短期決戦のつもりで『リゼロ』に着席した。

　打ち始めは早いG数での当りはなく、500G台前半で熱めの前兆に移行。しかし、残念ながらスルーしていきなり754Gハマりようやく「白鯨攻略戦」に当選。投資は800枚となってしまうが、『リゼロ』ならココでATに入れることができれば捲れる可能性は高い…気合を入れて消化し始める。

　アイテムは撃破率アップの白が1つと青が2つで、トータル撃破率を64％まで上げてバトル開始。1、2ラウンドを無事に突破して残り1体となるが、3ラウンド目で敗北。「ダメか…」と思っていると復活からATをゲットした。

　開始時の「おねだりAttack」では70Gの上乗せとなり、良くも悪くもない結果だったが、なんとここで再度「おねだりAttack」に突入。92Gを獲得して合計162GでATがスタートした。AT中は、大きな上乗せはなかったが「パネルアタック」や強チェリーで小さな上乗せを重ねて約1700枚を獲得。2400枚まで伸ばせなかったのは残念だが上出来だろう。

■「白鯨攻略戦」負けなし！気持ち良い展開での出玉は!? 

　通常に戻り、続けようか悩んでいると、通常B以上となるレムのひざまくらステージに移行したため続行。392Gで「白鯨攻略戦」に突入して、今回の撃破率は57％だったが、3体撃破に成功して2度目のATに当選した。

　しかし「おねだりAttack」は60G上乗せとイマイチで、消化中も全く上乗せできず約500枚で終了となってしまう。ここでヤメようと思ったが、今度は有利区間を引き継いだのでさらに続行していく。

　そこから245Gで「白鯨攻略戦」からATに突入させ、約550枚を獲得。さらにもう一度有利区間を引き継いで、241Gで「白鯨攻略戦」に当選した。今回は撃破率が51％で「さすがに厳しいかな？」と思っていたが、ここでも3体撃破を達成してATに入れることができたのである。

　今回は「おねだりAttack」から90Gの上乗せをして、10G、30Gと上乗せも絡み約1000枚を獲得した。ここで有利区間がリセットされ、時間も遅かったのでヤメ。総投資800枚、回収2850枚と文句なしの結果となった。

　短時間のつもりだったのでしっかりとした設定判別は行っていないが、「白鯨攻略戦」突入率は1/408（設定1、1/523.8～設定6、1/333.8）で４の近似値と良かった。高設定の可能性も十分にあったため、時間がなくて長く打てなかったのは残念である。

「白鯨攻略戦」を突破できるかどうかが重要になる本機。今回は4回全てがATに繋がる引き強で、とても楽しく打つことができた。2回連続で有利区間を引き継ぐ予想外な展開のおかげで出玉も伸びてくれたので大満足だ。

（文＝ひろ吉）
<著者プロフィール>
　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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