777Gの完走型RTを搭載「竜巻ループ」が大量出玉を呼び込む秀作【パチスロ5号機回想】

 完走型RTの最大継続ゲーム数は「777G」。5号機時代の2007年にデビューした、今は亡きパチスロメーカー・ウィンネットテクノロジー(ラスター)の『嗚呼!我ら、日本松柔道部』は、一撃必殺の出玉性能で一部のマニアを熱狂させた、隠れた名作のひとつだ。

特定ボーナス後は777G継続のRTへ!

 搭載されたボーナスは全6種類で、赤帯ボーナスと黒帯ボーナスは純増約312枚、茶帯ボーナスと緑帯ボーナスは純増約180枚、黄帯ボーナスと白帯ボーナスは純増約36枚。RT突入契機は特殊リプレイと赤帯ボーナスの2種類で、通常時の特殊リプレイ成立後は200G継続、赤帯ボーナス後は777G継続のRTへ突入する。

 特殊リプレイは通常確率32768.0分の1だが、チャンスゾーン中は、その数値が大幅アップ。チャンスゾーンへは赤帯ボーナスを除く各種ボーナス終了後に移行し、黒帯ボーナス後は30G固定、茶帯ボーナスは40G固定、緑帯ボーナスは50G固定、黄帯ボーナスは60G固定、白帯ボーナスは80G固定となる。

 また、例えば黒帯ボーナス後のチャンスゾーン中は設定1&2:163.8分の1、設定3&4:262.1分の1、設定5&6:546.1分の1、茶帯ボーナス後のチャンスゾーン中は設定1&3&5:163.8分の1、設定2&4&6:70.4分の1、緑ボーナス後は設定1:65.5分の1、設定2:128.5分の1、設定3:75.3分の1、設定4:156.0分の1、設定5:85.1分の1、設定6:198.5分の1などと、状況や設定で特殊リプレイ出現率が大きく変化する点も特徴のひとつ。基本的に茶帯ボーナス及び黄帯ボーナス後は偶数設定の方がRTへ繋がりやすく、緑帯ボーナス後に幾度となくRTへ突入する台は設定1の危険性が高まる。

完走時は一撃1,000枚以上の出玉獲得が期待できる

 RT中はリプレイ確率が通常の7.30分の1から1.20分の1まで上昇し、1Gあたり約0.848枚の増加が見込める。もちろん5号機の規定上、ストック機能は非搭載だが、設定1でも200GのRTならば約51.8%、777GのRTならば94.1%で消化中にボーナスを引き当てられ、後者完走時は一撃1,000枚以上の獲得が見込める。

 ボーナス重複契機はチェリー、バケツ、弱チャンス目、強チャンス目、特殊リプレイの5種類で、特殊リプレイ成立時は50%で赤帯ボーナスと重複。その場合はRTへ突入せずに赤帯ボーナスが発動するので、実質、チャンスゾーンを除いた通常時のRT突入率は65536.0分の1となる。ちなみに、RT中に特殊リプレイを引いた場合は200GのRTが再スタート。ここで赤帯ボーナスと重複していた場合は、そのまま継続する。

 RT中は3種類の演出から好みで選択でき、「心ステージ」は完全告知、「技ステージ」と「体ステージ」はチャンス告知。技ステージ及び体ステージはRTラストで連続演出へ発展し、演出成功でボーナスが約束される。

 なお、重複を加味したボーナス出現率は以下の通り。

■赤帯ボーナス:5957.8分の1(設定1~5)~16384.0分の1(設定6:)
■黒帯ボーナス:2184.5分の1(設定1)~648.8分の1(設定6)
■茶帯ボーナス:1820.4分の1(設定1)~1040.2分の1(設定6)
■緑帯ボーナス:1820.4分の1(設定1)~1129.9分の1(設定6)
■黄帯ボーナス:1040.2分の1(設定1)、1236.5分の1(設定2&3)、1129.9分の1(設定4&5&6)
■白帯ボーナス:1040.2分の1(設定1)、1236.5分の1(設定2&3)、1129.9分の1(設定4~6)。

 ボーナス合算出現率は設定1:274.2分の1~設定6:188.8分の1と設定に準じて高まり、機械割は設定1:95.4%~107.1%とされている。

(文=編集部.)

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