甘デジながら「右打ち中75％で1000発」の100突マシン！ 安定した出玉から安心感のあるプレイを楽しむことが可能!!
連チャンを期待できる「安心100突」マシン！
平和の人気アニメシリーズが新たな旅に出発する。
突入率が100％の全突タイプでありながらオール1500発と81％ループのRUSHを搭載した『P銀河鉄道999 Next Journey』から甘デジスペックが登場。『P銀河鉄道999 Next Journey 1/100ver.』には、出玉感のある仕様でグレートジャーニーなRUSHが構築されている。
大当り確率は1/100.9で大当りすれば必ず電サポモード「GALAXY RUSH」に突入。入りの部分ではミドルタイプのゲーム性を踏襲しているが、初当り時のほとんどは下位性能となる50回転の時短モードに振り分けられる。
50回＋保留4個分の「GALAXY RUSH」で大当りを引くと、以降の電サポモードは時短100回転の上位モードに格上げ。50＋4回転での引き戻し率は約42％になっている。
100回転のRUSHは、ループ率が約65％にアップ。さらに右打ち中は大当りの75％が最大出玉となる10ラウンド約1000発を獲得できるのだ。
連チャン性の面でいえば昨今の機械に比べると物足りなさを感じるかもしれないが、甘デジクラスではめったに味わえない出玉のボリューム感が本機の特徴である。
本機の魅力はこれだけではない。先ほど連チャンの劣勢を指摘したが、それを補うような機能が組み込まれている。その中心的な役割を担うのが遊タイムだ。
通常時に250回転を消化すると遊タイムが発動。以降、380回転電サポが継続する。遊タイム中の引き戻し期待度は約97.8％とほとんどの場合で大当りを獲得できるようになっている。
RUSHの連チャンが乏しくとも前向きに次の当りを目指せる
さて発動条件が250回転というのは甘デジタイプならいたって普通な印象を受けるが、本機は確変機能を搭載していない1種2種混合機なので、RUSHで消化した回転数も250回の内に入っているのである。
つまり50回のRUSHなら終了後は200回転、100回の場合はわずか150回転を消化すれば遊タイム到達となる。これにより、数珠連チャンのように初当りを多く稼げ、RUSH自体の連チャンが乏しくとも前向きに次の当りを目指すことができるのだ。
しかも100突なので、展開が引きに左右されることが少なく、安定した出玉から安心感のあるプレイを楽しむことができるというわけだ。通常時と右打ち中の大当り確率もほとんど変わらない部分も含め、かつての現金時短機のような打感と言えるかもしれない。
ちなみに、ひとつ前の甘デジ『P銀河鉄道999 GOLDEN甘デジ』も似たようなスペックやゲーム性だったので、『999』シリーズの甘デジはこの路線を踏襲していきそうだ。
正直にいえば、トレンドからは逸脱したニーズの少ないマイノリティなタイプであり、打ち手やファンは非常に限定的なものになるかもしれないが、この時代にあえてこの手合いの機種を出し続けることに意味があるのだろう。