【パチンコ店】某大手チェーンでは「最高設定」を使うのが大変? 現役ホール店長・設定担当者から聞いた「興味深い話」

 当サイトでも「屈指のヘビープレイヤー」として注目している『大松』氏が、最近「ジャグラーに目覚めた」と聞きジャグラー好きの私としても気になっておりましたが、ホールの現役店長がジャグラーの設定の入れ方について語った動画を取り上げておりましたね。

 それにしても、ジャグラーの設定変更は本当に読めません。朝イチどころか午後からの推測すら至難の業です。そもそも『ジグマ』的なプロが皆無に等しい現在では、おそらく「ジャグラーを朝イチから遊技して勝ち続けている人」なんて少ないでしょう。

 基本的に朝イチからジャグラーを打つ層というのは、ほとんどが年輩客の常連など。毎日負けては細く長くホールに貢献している人たちですからね。

 そこで今回は私自身が、現役ホール店長や設定担当者から聞いたジャグラーの設定の入れ方について語ってみたいと思います。あ、何の参考にもならないことは予め伝えておきますね。

高稼働店の『ジャグラー』を見ていてスゴいと思うのは…

 ケース①は等価交換ではない地方の小型店。パチスロの総設置台数は72台でしたが何と半数の36台がジャグラーという超高比率店で、設定担当は主任でしたが自由は全くなかったようです。

 設定のベースは2で、3、4日間ほどの吸込みが一定数に達すると設定を4にするという単調なもの。元々稼働もイマイチなため、4のポテンシャルを発揮することなく半放置で1日が終わることも少なくなかったようです。

 その場合ある程度の差枚を吐き出すまでは4で放置していたみたいですが、逆にクセ悪というか、2で連日マイナス差枚になるような台はいつまで経っても2のままだったり1に下げることも。

 基本この作業の繰り返しなんで稼働は上がる訳ないですよね。上げるつもりもなく、一定の粗利が取れればOKだったようなのでホール的には問題ないのでしょうけど、主任もやりがいはなかったでしょうね。

 ケース②は稼働抜群の地元有力ホール。こちらはやはり管理が厳しく設定云々について詳しく教えていただくことはできませんでしたが、きちんとしたデータに基づいて設定変更されているということでした。

 こういった高稼働店のジャグラーを見ていて「スゴいなー」と思うのは、明らかに低設定であろう台が8000Gとかほぼ終日回されていることなんですよ。こうなるともう完成形ですよね。

 よほどヘタなことをしなければ高稼働し続けるんでしょうし、しっかり稼働するからしっかり高設定も使える。ここまで作り上げるには相当な苦労があったと思いますが素晴らしいです。

最高設定を使うには本社の決裁が必要だったってマジ?

 ケース③は長い間パチンコ店舗数全国ベスト3に食い込んでいた某大手ホール。ここは「高設定を使うためには本社決裁が必要?」との噂がまことしやかに囁かれておりましたが…。

 ある系列店の店長に真相を尋ねたところ、いとも簡単に『本当だよ』と返ってきました。本社の許可なしには最高設定なんて絶対に使えないそうで。とはいえ未だに真実かどうなのか半信半疑なんですけどね。

 という訳でやはり何の参考にもならなかったと思いますが、結局のところ一番大事なのはいつの時代も店選びということでしょうか。①や③のホールに行っても高勝率を維持するのは難しいでしょうからね。

 設定変更を見抜けなくとも、設定推測が困難でも、高設定を多く使うホールの方が有利なのは間違いないですから。「負けは最小限に、勝ち金は最大限に」をモットーに、今後も楽しいジャグラーライフを送っていきたいと思います。

 大松さんには、下手の横好きジャグリストである私の立ち回りなんぞ参考にしないことをオススメします。する訳ないでしょうけどね。チャンチャン。

電撃しらっち

業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や業界関係者への取材記事、羽根モノや一発台を特集するなどオールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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