ビッグ最大380枚、REGでも100GのRTへ！ ビッグ中のミニゲームで設定が示唆される超有名タイアップ機【パチスロ5号機回想】
新宿を拠点とする最強スイーパーを描いた、漫画家・北条司のハードボイルドコメディ。その最新映画「劇場版シティーハンター天使の涙(エンジェルダスト)」が2023年9月8日より、大ヒット上映中だ。
これに伴い、多くのメディアは過去のアニメ、その名シーンなどを特集。ノスタルジーに浸った読者諸氏も少なくなかっただろうが、同時に、このマシンを思い浮かべたパチスロファンもいたことだろう。
銀座から2007年12月にデビュー
2007年12月にデビューした銀座の『パチスロ シティーハンター』は、主に3種類あるボーナスで出玉を増やすオーソドックスな仕様。赤7or青7絵柄揃いのビッグ1は約380枚、「赤7・赤7・BAR」のビッグ2は約300枚、「青7・赤7・青7」のREGは96枚の獲得が見込め、REG終了後は「XYZタイム」と銘打たれた100GのRTへ突入する。
RT中はリプレイ確率が1.25分の1～1.26分の1までアップし、1G純増は約1.0枚。終了契機は100G消化、もしくはボーナス成立で、完走した場合は約100枚の増加が見込める。
ボーナス重複契機役は4種類あり、白チェリー→6枚役→青チェリー→赤チェリーの順にアップ。同じチェリーによってアツさが変化するほか、小役との重複時はビッグが確定する点も大きな特徴のひとつだ。
通常時の消化手順は中押し手順が効率的に優れている。中押しフリー打ちの後、中リール中段にコインが停止した場合はチェリーorリプレイor15枚役の合図となるので、最も出現率が高い白チェリーをフォロー。中リール中段・スイカ停止時は左リールにBAR絵柄を狙った後、右リールにもスイカを目押しすればOKだ。
原作の世界観を忠実に再現
液晶演出について触れると、まず「ミニキャラクター演出」は通過人数に要注目で、4人はチャンス、5人はボーナス確定。キャラの通過順でも期待度は変化し、美樹の直後にファルコンorリョウの直後に香は期待大、リョウの直後にファルコンが出現した場合はボーナスが約束される。
原作の世界観を忠実に再現した連続演出へは、「XYZ」の文字出現を機に発展。連続演出にはリョウ「美女をゲットせよ！」「マイクロチップを奪え！」、香「リョウの偽物を倒せ！」、ファルコン「車を吹き飛ばせ！」、冴子「3人の敵を倒せ！」などがあり、そのキャラをBETで決める際には、キャラ停止時のスベリコマ数によって期待度が示唆される点も忘れてはならない。
なお、ビッグ中には15G目から10G間、「スナイパーゲーム」と呼ばれるミニゲームが用意されており、この間は15枚役成立時に左リールに狙うべきボーナス絵柄、或いはチェリーがナビされる。ここで小役を奪取できれば「COOL」or「EXCELLENT」の文字が出現し、後者の出現率が高いほど高設定に期待できる。