『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』画像が公開！ ついに動き出した「5.5号機」最後の大物『北斗』へ期待が高まるも問題はやはり……

「Sammy」HPより

　現行の新基準機「5.5号機」の販売が9月で終了。その後はARTの機能が変更され出玉性能が制限された「5.9号機」へと移行していくことになる。

　旧基準機に比べれば爆発の契機は減ったものの、一撃性は秘めていた「5.5号機」でさえ苦戦を強いられている状況。さらにマイルドになり、一撃性が弱まった「5.9号機」への移行に不安を覚えているユーザーは多い。

　もちろん「5.9号機」が、新たなパチスロの楽しみ方を提示する可能性もあるだろう。ただ、その魅力を伝える前にユーザーに離れられてしまっては意味がない。やはり新時代の軸となる「5.5号機」のヒット作を生み出すことは必須だ。

　シリーズの魅力はそのままに新たな要素が加わった『押忍！ 番長3』や、中毒者続出で増産も決定した『G1優駿倶楽部』などヒッした作品も存在している。

　ただ警察より「高射幸性パチスロ機の取り扱い」について指摘を受けたことにより、旧基準機の完全撤去が早まる可能性も囁かれている現状。1つでも多くのヒット作が必要になることは当然だ。

　そんな期待に応えるべくビックコンテンツが動き出した。パチスロ界において確たる地位を確立した『北斗の拳』シリーズ最新作の広告画像が、「Sammy」サイト内で公開され注目を集めている。

「伝説は次なる王者へ」とのキャッチコピーが付けられた本作は『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』。2017年.9.☓☓と表記されていることから、9月までにリリースされることは間違いなさそうだ。

『北斗の拳』最新作が「5.5号機」で登場することに安堵した人間は多い。前作の『パチスロ北斗の拳 修羅の国篇』は期待通りの結果を残せなかったが、確かな実績を持つ『北斗の拳』というコンテンツへの期待は絶大なのだ。導入より高稼働を維持している『押忍！ 番長3』に続ける可能性は十分にあると思うが……。

「やはり注目度は高いですが、良い反応ばかりではありません。『どうせ玉集めなんじゃないの？』『いくら北斗でも同じようなゲーム性じゃ無理だよ』という声が目立ちます。サミーさんは新基準機で大ヒット作を出せていませんが、その原因の1つがゲーム性だと考えるユーザーは多いようです。似たようなゲーム性ばかりだと感じられてしまっているんですね。

　番長3はベルシステムを搭載するなど新要素を加え、新基準機としての面白さを持った台に変化しました。その変化がなかったら成功しなかったかもしれません。北斗も一緒でしょう。前作の修羅の国編や他のサミー機種とは、まったく異なるゲーム性にするくらいの気持ちがあってもいいかもしれません。斬新に攻めても面白いと思いますよ。業界を代表するビックコンテンツですから、店側の期待に応えてくれるような機種であることを願いたいです」（パチンコ関係者）

　最近の「Sammy」機に対し「ゲーム性に大きな違いが感じられない」という意見が目立つのは事実だ。その点を解消できないのであれば、前作の『北斗の拳修羅の国篇』と同じ結末を迎える可能性は高い。

　新時代への突入を間近に控えた重要な時期だけに、ぜひとも結果を残してもらいたいが……。