パチスロで「出ている時はつぶやきたくない」理由は…【濱マモルののほほんコラム~SNSでの勘違い~】

濱マモルののほほんコラム~SNSでの勘違い~

 基本的には1日1回、SNSでつぶやくようにしている。

 四軍選手ではあるが、一応はメディアに出る立場。これには生存確認の意味を込めており、早い話が、「あの人は今?」みたいになりたくないからである。まぁ認知度は低いですけど…。

 ただ、長いこと人生を消化すれば分かる通り、日常にそこまでトピックはない。現状維持を目標とするフリーランスにとって、平凡な生活はむしろ喜ぶべきことではあるのだが、肌を露出して喜ばれる女性ライターじゃあるまいし、簡単な挨拶だけでは味気ない。かと言って、忙しいだの体調が悪いだのアナウンスするほどかまってちゃんでもないし、そもそも忙しくもない。ついでに言うと、自撮りも苦手だ。

 じゃあ、パチスロライターなんだし、パチスロに関することを投稿すればよいではないか。そう考える方々もいるだろうし、それはごもっともなのだが、個人的なプレースタイルとして、出ている時はつぶやきたくない。なぜなら、それを契機に流れが変わるかもしれないからである。

 つまり、アタシがSNSで画像をアップした時は、ほぼ劣勢。夜は9%の缶チューハイでもあおっているんだろうなぁと察していただきたい。

 となると、どんなことをつぶやけばよいのか。小さい頭をフル回転させてたどり着いたのが、料理の画像である。

まさか“逆”を連想させるとは…

 大久保にイタリアン酒場をオープンさせた射駒タケシ兄さんのように金を取れるレベルではないが、かつては中華料理屋や割烹料理屋の厨房に立っていた。料理は好きだし、自分の昼食やツマミ、子供たちの食事を作った際、その写真を貼り付けて投稿しようと考えたわけだ。

 ありがたいことに、多くの方々がチェックしてくださる。好物の岩下の新生姜、それ関連の料理を上げた時などは、ファンが多いのか、びっくりするほどの反応をいただくこともあるが、先日、思いもよらないことを告げられた。それは、同僚のバイソン松本くんとショールーム試打へ行った時のことだった。

「濱さんの奥さんって、亡くなったんですか? って聞かれましたよ」。松本くん曰く、とある女性ライターがアタシのSNSを見て、子供たちに料理を作っている様子から、そう思ったようだ。

 おそらくは子供たちの夏休みなどに、仕事で不在の嫁さんに代わって連日、お昼ごはんを作っていたからだと推察できるが、生存確認のためのつぶやきが、まさか逆を連想させるとは予想できなかった。大丈夫、嫁さんは今日も元気です。

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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