【パチンコ店】昔は良かったけど「今は不適切」という行為のお話!

昔は良かったけど「今は不適切」というもの

 今さらだけど、ネットで話題の「不適切にもほどがある」というドラマをNetflixで見てみたら、すごく面白かった。刺さりどころは生きてきた時代によってそれぞれなんだろうなぁ。みなさんは、見たことありますか?

 このドラマを簡単に説明すると、阿部サダヲ演じる野球部顧問の地獄のオガワこと小川市朗がひょんなことから昭和から令和にタイムスリップしてしまい、昭和では当たり前だった事や発言が令和ではコンプライアンスだの、多様性の観点から不適切とされている事に驚きつつも、昭和のダメ発言が令和の停滞した空気をかき回していく…というお話なのだ(これ声に出して読んでみて、息切れるから…ハァハァ) 。

 パチンコにおいても、昔は良かったけど今は不適切というのも数多くあるけれど、一番分かりやすいのが固定ハンドルだろう。昔から打ってきた人にとっては、いつの間にか禁止になっていたというのが固定ハンドルだと思う。

 私は一時期ホールに足を運んでいなかったけど、その間にホールが提供していた厚紙が姿を消していたのですぐに察した。そうです、言われなくても気づける女・松戸檸檬です。今さらだけど、こんにちは。

出禁の可能性もあるので絶対にやめましょう

 中には禁止になっている事を知ってか知らずか、未だにハンドル固定をするご年配の方々もいる。ホールによっては厳しく注意する所もあるが、見て見ぬふりをしている所もたまにある。

 ハンドル固定は法律違反であり、場合によってはホールが営業停止になって被害を受けるのだ。そもそも、客が直接操作していないにもかかわらず遊技球を発射させることができる遊技機であることが禁止とされているために、ハンドルを固定するのがNGなのである。

 今では娯楽なのかギャンブルなのか議論され、限りなくギャンブルに近い娯楽のパチンコがギリギリ遊技として保っているのは、遊技者がハンドルを操作して技術介入しているからなのだ。

 今回は、法律は絶対に守らねばならないという事を前提の上で、ハンドル固定について触れようと思う。今の時代、バレたら注意だけじゃなく出玉没収や出禁の可能性もあるので絶対にやめましょう。

 禁止される前のハンドル固定の定番は小銭、スロットのメダル、パンの留め具、厚紙などだった。ホールによってはどうぞ挟んでくださいと言わんばかりにカットされた厚紙やラミネートされている物が入った箱がシマに置かれていた。

 私はあまり固定するのが好きではなかったので、ほぼハンドル固定をしたことがなかったけれど、手が疲れた時は使わない会員カードを使っていた。容認されていた時代だからこそ目立つ物で固定しても良かったけど、今だとしれっと小銭、スロットのメダルを使っているおじいさん、おばあさんを見かける。

 ハンドルを設計している人も固定が出来ぬよう隙間をなくしていっているとは思うけど、彼らは本当に器用に挟むのだ。たまに完全にそのストロークでしか打てない仕様になっているハンドルもある。どう固定しているのか、挟まっているものを取ることも出来ないのだ。

 これらは海のシマの特徴とも言えるだろう。やはり年配ユーザーの多いシマとハンドル固定は切っても切り離せない。

 ただ、ハンドル固定が当たり前だった当時でも「それはちょっと不適切なのでは? 」と言われそうな固定をしている人を目撃した事があった。隣の人のハンドル部分に違和感がありすぎて、思わず二度見した。

 言葉より画像にした方が伝わりやすいから、こちらをどうぞ。

 じゃらじゃらとキーホルダーと鍵が数本付いている自転車の鍵で固定していた。小銭やカードの上を行く固定スタイル…! これ以上のハンドル固定を私は知らない。

松戸檸檬

パチンコ発祥の地・名古屋市出身。ファッション誌の編集者になる予定がパチンコ雑誌の編集者になった事がきっかけで、この業界にズブズブと浸かる。編集者の後、フリーライターを経て、開発会社にてグラフィックデザイナーとなる。パチンコ業界の外側から内側まで経験し、業界で稼いだお金はキチッとホールに還元する清く正しきパチンカー。 

Twitter:@matsudo_lemon

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