『北斗の拳 新伝説創造』超えに続き快進撃？ 世界的ゲームとの強力タッグで完全制覇へ一直線!?

　パチスロ業界にとって非常に重要になる9月。5.5号機最後となる新台へ注目が集まっている。そんな新台の中で注目されているのは、販売台数5万台とも言われる『北斗の拳 新伝説創造』。超人気シリーズ最新作は、ホールの軸になると期待されていた。

　しかし導入後の評価は厳しいものが目立つ。最大の目玉と考えられていた『北斗の拳』が苦戦している状況に、今後の展開を不安視する声は絶えない。ただ9月に登場した新台の中で、アツい視線が注がれている台が存在する。大手メーカー三洋より発売された『笑ウせぇるすまん3～笑撃のドーン～』だ。

『聖闘士星矢 海皇覚醒』に続き出玉性能の高い機種を開発することで、ユーザーから好評価を得ることに成功した三洋。これまでパチスロにおける実績は弱い印象だったが、ユーザーの心を掴んだとも言えるだろう。

　そんな三洋が得意分野パチンコでも快進撃を見せそうな気配だ。9月15日に同社は、サンスリー製パチンコ機『CR無双OROCHI』を発表。全世界累計出荷本数が4000万本を超える人気アクションゲームとのタイアップ機ということもあり、業界内外から注目を集めている。

『CR無双OROCHI』

■大当たり確率：約１/319.6（約１/136.8）
■確変割合：53％（ヘソ入賞時）65％（電チュー入賞時）
■カウント＆実質ラウンド：10カウント、8Ror15R5
■時短：100回
■確変タイプ：V入賞後、次回まで

　最大の特徴は遠呂智軍との壮絶なバトルを再現した「無双BATTLE MODE」だ。確変状態と時短状態を一本化。確変継続率65％となっており、バトル勝利はすべて約2000個の出玉を獲得できる。この斬新システムが、これまでにはない圧倒的な勝利体感を跳ね上げる。

　確変中の通常大当りは出玉なし+時短100回となるが、その際の演出は報知されないため期待感が持続する点も注目だ。さらに、内部的な時短中の引き戻し分が加わることでバトル中の連チャン性が「より体感しやすい」仕様になっている。

　初当り時に約1000個の出玉が獲得できるだけではなく、100回の電サポが付随するなどユーザーに好まれそうなスペックとなっている点も魅力だ。人気コンテンツとの強力タッグを組んだ最新機種が、すでに話題になっていることにも納得だ。

「三洋さんといえば国民的パチンコ『海物語』ですが、最近は厳しいですよね。海は変わらないところがウリのようなところもありましたが、それも限界なのではないでしょうか。『北斗の拳』などでも言われていますが、大半のユーザーが求めているのは変化ですからね。『海物語に頼らず新しい台を開発して欲しい』との声が上がっていたのは事実です。

　そのような意味もあって、今回の『無双OROCHI』は注目されているのかもしれません。確変中バトル演出の構成は反響を得そうですし、初当たり時の出玉や時短が付く点などスペックも支持されそうだと思います。人気コンテンツですしね。話題性も高いですから楽しみに感じるユーザーは多いと思います。

　三洋さんが今年パチスロで好評を得ている点も大きいかもしれません。一撃の夢がある『聖闘士星矢』や『笑ウせぇるすまん』に対して予想以上の反応が見られます。期待された『北斗の拳 新伝説創造』がイマイチと思われただけに、印象はかなり良いのではないでしょうか。パチンコへの期待が高まっても不思議ではないです」（パチンコライター）

　2017年パチスロで存在感を示し注目・期待が高まっている三洋が、実績のあるパチンコでも快進撃を見せるのか。業界トップメーカーがリリースする話題作。世界的人気ゲームとのタイアップ機『CR無双OROCHI』は11月に導入予定だ。