パチンコ「新規則機」1号が登場? 「設定搭載パチンコ」へ期待も危険な「負のループ」
ギャンブル依存症対策として生まれた「出玉規制」が今年2月より施行。標準的な遊技時間(4時間)において、パチンコ・パチスロで獲得できる出玉の上限は”5万円以下”に制限された。
また今回の改正案では、パチンコにも設定を導入することが発表している。大当たり確率を6段階に設定し出玉を管理することで、ギャンブル性をコントロールすることが目的のようだ。
パチンコに関する最大のポイント「設定搭載」に対しては、ポジティブな意見が目立っている。確かに設定推測要素などをゲーム性へ盛り込むことで、新たなファン層の獲得など活性化に繋がる可能性もあるだろう。
そんな新規則パチンコ機の登場は確実に迫っているようだ。日本遊技機工業組合(略称:日工組)は、新規則下で開発されるパチンコ遊技機について「設定付きパチンコ遊技機の持ち込みを始めている」とコメントしている。
「新規則機が少しずつ適合してきたという話が出ていますね。第1弾は大手メーカーの人気コンテンツとも言われています。登場はまだ先になるでしょうが、どのようなゲーム性となっているのでしょうか。期待したいです」(パチンコライター)
パチスロのような「高設定ほど当たりやすい」という設定要素が加わることで、新しいゲーム性の開拓やパチスロユーザーの取り込みも見込める。「設定搭載」へ希望を持っているユーザーや業界関係者が多いことにも納得だが……。
「不安要素がないわけではありません。高設定を掴むための立ち回りが重要になってくるでしょうが、若いユーザーのハイエナ行為によってシニア世代が不利になるという意見があります。シニア層に不信感を抱かれてしまえば、稼働率に大きな影響が出てしまうでしょう。
あとは、やはりパチスロと同様『高設定が入るか否か』という問題ですよね。厳しい意見を浴びている5.5機ですが、ゲーム性に関しては称賛されている機種もありました。やはり設定の問題は大きいと思いますよ」(同)
スペックが低下した状態で「低設定」しか設置されていなければ、ユーザー離れが加速することは明白だ。
「設定が入らないから打たない」「稼働率が低いから設定は入れられない」という悪循環が生み出されてしまうようであれば、業界規模の大幅な縮小も覚悟しなければならないだろう。
新規則機の完成度はもちろん、ホール側の扱いが重要になることは間違いない。
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