
超高額賞金『2016ドバイWCD諸競走』展望――ドゥラメンテら日本馬の世界制覇を阻む最強外国勢

ついに今年も世界競馬の祭典「ドバイワールドカップデイ」が迫ってきた。
26日にドバイ・メイダン競馬場で行われる『2016ドバイワールドカップデイ諸競走』。今年は先日発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位タイの評価を受けた昨春の2冠馬ドゥラメンテを筆頭に、史上最多の10頭の日本馬がスタンバイしている。
そこで今回は日本馬が出走を予定している各レースごとに、そのライバルになりそうな有力馬についても触れていきたい。果たして、日本馬の世界制覇なるか――。
『ドバイワールドカップ(G1)』
ダート2000m 1着賞金 600万ドル(約7億2000万円)
【日本馬】
・ホッコータルマエ
今年初戦の川崎記念(G1)で3連覇を達成し、通算G1勝利はついに10勝の大台に。日本を代表するダート界のレジェンドだが、フェブラリーS(G1)の出走を蹴ってまで備えたドバイワールドカップへの招待がなかなか来ずにヤキモキさせられる一幕も。
いずれにせよホッコータルマエにとっては、おそらくこれが最後のチャレンジになるだろう。一昨年16着→昨年5着と着順を上げてきたのだから、今回「3度目の正直」で昨年以上の結果を期待したい。なお鞍上は、主戦の幸騎手。
【ライバル馬】
・カリフォルニアクローム(米)
一昨年のアメリカ2冠馬で、昨年のドバイワールドカップの2着馬。すでに今年2月に行われた本番と同舞台の前哨戦を完勝しており、調整に抜かりはなさそうだ。先日の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」ではドゥラメンテと並んで世界1位タイ。世界最高峰の舞台なので当然かもしれないが、越えなければならない壁は極めて高い。
『ドバイシーマクラシック(G1)』
芝2410m 1着賞金 360万ドル(約4億3200万円)
【日本馬】
・ドゥラメンテ
言わずと知れた日本の大エース。昨春2冠の評価は、ディープインパクトやオルフェーヴルといった過去の三冠馬を上回るものだった。10か月ぶりとなった復帰戦の中山記念(G2)を完勝し、いよいよ世界制覇への準備は整ったか。
現在、世界1位タイに評価されているようにドバイシーマクラシックでも当然のように1番人気に推されている。日本だけでなく、世界中が注目する舞台で異次元のパフォーマンスを発揮できるか。今年のドバイワールドカップデイ「最大の注目馬」と述べても過言ではないだろう。鞍上はもちろんM.デムーロ騎手。
・ラストインパクト
昨年のジャパンカップ2着馬。角居厩舎へ転厩初戦となった前走の中山記念で6着とドゥラメンテに完敗を喫したが、本番を迎えるのにプラスになる点も多い。まずは距離が2400mに延長されること。そして、何よりも香港で神掛かり的な実績を残しているモレイラ騎手を確保できた点が大きい。
・ワンアンドオンリー
2014年の日本ダービー馬。一昨年の神戸新聞杯(G2)以降、勝ち星がないどころか国内では掲示板の確保すらできない厳しい状況で、今回も苦戦は必至か。ただ、実は昨年のシーマクラシックでは、凱旋門賞2着馬フリントシャーに次ぐ3着とダービー馬の意地を見せている。鞍上に武豊を配し、昨年同様の上位進出を狙う。
【ライバル馬】
・ポストポンド(英)
昨年のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(英G1)の勝ち馬。現在、ドゥラメンテ、カリフォルニアクロームと並んで世界1位の評価を受けている現役最強馬の一頭だ。本番と同舞台の前哨戦を3馬身差で圧勝し、ドゥラメンテの相手筆頭に挙げられている。
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