
人気馬総崩れで波乱必至? NHKマイルC穴馬データを公開!

今週は3歳マイル王決定戦のNHKマイルカップ(G1)だ。過去10年で1番人気が5勝と一見堅実に見えるレースだが、他の5勝のうち10番人気が2頭、17番人気が1頭とかなり極端なレース。加えて2~3着は穴馬がかなり激走しており、なかなか狙い所が難しい。
しかしこういったレースで穴馬を見つけることができれば美味しい配当にありつけることができるのも大きな魅力。
というわけでNHKマイルC過去10年から穴馬の激走傾向を探ってみよう。この10年で6番人気以内で3着以内に好走したのは以下の13頭。
2014
タガノブルグ 17番人気 2着
キングズオブザサン 12番人気 3着
2013
マイネルホウオウ 10番人気 1着
インパルスヒーロー 12番人気 2着
フラムドグロワール 8番人気 3着
2012
クラレント 15番人気 3着
2009
ジョーカプチーノ 10番人気 1着
グランプリエンゼル 13番人気 3着
2008
ダノンゴーゴー 14番人気 3着
2007
ピンクカメオ 17番人気 1着
ムラマサノヨートー 18番人気 3着
2006
ファイングレイン 9番人気 2着
キンシャサノキセキ 6番人気 3着
ここから主な傾向を探っていくと、
・関東の騎手が騎乗
・馬体重は490kg以下
・牡馬
・前走は重賞、オープン特別なら1着
・前走は1600mがベスト次いで1400mと2000m
・前3走以内に1着もしくは重賞で2着あり
という傾向が浮かび上がってくる。過去には関西騎手による激走もあったが、最近5回の激走穴馬はすべて関東所属騎手が騎乗。やはり普段から東京コースで騎乗していて地の利を活かした騎乗が激走に繋がるようだ。
馬体重490kg以下は意外だが、ある程度スピードも要求されるマイル戦だけに、馬体重が重いパワータイプよりも軽いスピードタイプが激走に繋がるとみていいだろう。
あとは前走重賞はもちろん近走の好走歴も重要であり、圧倒的に牡馬の激走歴が多い。
この中で出走予定馬から該当する穴馬候補は以下の3頭だ。
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