真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.05 17:52

リーチザクラウンが天下の社台スタリオンへ「スピード出世」! 産駒大活躍は、オーナーの粘り勝ち!?
編集部

今年産駒がデビューを迎えた新種牡馬の中で最大のサプライズといえば、間違いなくリーチザクラウンだろう。G1勝利もなく繁殖としての期待は決して大きなものではなかったが、7月31日終了時点の成績が[5-1-1-7]と、高い勝率を誇っている。繁殖牝馬の質を考えればディープインパクトや同じく今年デビューのルーラーシップと比較対象にすらならず、その中でこの成績というのは驚異的と言ってもいい。
そんなリーチザクラウンが早くも「スピード出世」したことがわかった。4日の時点でリーチザクラウンの1/2の権利を西山牧場から社台スタリオンに売却したと、西山牧場オーナーで同馬の馬主でもあった西山茂行氏がブログにて明らかにした。
同ブログでは、社台ファームの吉田照哉社長、社台スタリオンの佐藤剛氏、社台グループ東京事務所の平本浩之氏の3名が来社し、10月1日から社台スタリオンで繋養されることで合意したそう。今年の秋より、リーチザクラウンは世界最大級の生産軍団「社台グループ」の種牡馬として新たな馬生を歩むこととなった。
もともとリーチザクラウンは、父スペシャルウィークの馬主でもあった臼田浩義が所有していたもので、西山氏は2011年から権利を譲渡された形である。引退後は日高のアロースタッドに繋養されていたものの、種牡馬としての期待度は低く、成功の足がかりすらつかめるか怪しいところだった。
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客