また一つパチンコ店が「武器」を失う!? アイドル・芸能人の来店告知「全面禁止」が生み出し得る多大な影響と、それに伴う「別のダメージ」とは

　年々強化されているパチンコ業界を取り巻く規制。

　その影響もあり、パチンコ店は厳しい営業を強いられている訳だが……更なる”試練”が訪れそうだ。

　先日、東京都遊連は『健全化センターだより』にて今後、芸能人などの有名人招致イベントに於ける『当日の店内告知や注意喚起』『近日来店予定の告知』に加え、出玉系イベントを想起させる内容の媒体広告を行わないよう、傘下組合員ホールへ注意喚起したのだ。

　この裏には、行政側が上記内容の告知について「特定の日を想起させ、著しく射幸心を煽る行為に抵触する可能性がある」と判断した事実がある。

『有名人来店イベント（ライターの取材も含む）』は、パチンコ店の集客手段の1つ。
ＴＶで活躍しているアイドルや芸人、パチンコ雑誌で活躍している人気ライターなどの”有名人”を間近で見られる機会となる以上、多くの人間が反応する事は当然だ。

　規制によって大々的な『出玉イベント』告知が禁止された今、『有名人来店イベント』はパチンコ店にとって”圧倒的な効果”が見込める集客手段である事は間違いない。だからこそ店側も、様々な手法で告知を行ってきた訳だ。

　しかし今回の注意喚起にある”媒体広告”には店舗での告知はもちろん、メールやインターネット上の広告や、ブログ・Twitter・LINE・専用アプリも含まれている。