真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.09 15:30

エアスピネルに続け! 新種牡馬「期待の星」にサトノダイヤモンド妹登場のデイリー杯2歳S(G2)
編集部

今年のクラシック競走において4着、4着、3着と常に上位に食い込んだエアスピネル(牡3 栗東・笹田厩舎)。今年に入ってから勝利はないが、2歳時にはすでに重賞勝利を達成している。
それが、12日に開催されるデイリー杯2歳S(G2)。エアスピネルのみならず、ここ3年間でもタガノエスプレッソ(2014)、ホウライアキコ(2013)と、重賞戦線で確かな存在感を発揮する馬を輩出する出世レースでもある。マイル戦という点では、12月の朝日杯FSや阪神JFにつながるレースとも言えるだろう。
最注目は、デビューから2戦2勝、前走中京2歳S(OP)を制したディーパワンサ(牝2 栗東・松下厩舎)だ。
日本のトップサイアーであるディープインパクト最初の日本ダービー馬であるディープブリランテの初年度産駒であるディーパワンサ。未知数の種牡馬ということでそれほどの信頼をおけるのかが焦点だあが、血統を見ればその能力に一定の信頼をおくことができそうだ。
同馬の母ポロンナルワの母シンハリーズは、今年のオークスを制したシンハライトの母でもある。ディープインパクト×シンハリーズの血統で直近の実績がある点は大きな追い風だろう。近親には昨年の若駒S馬アダムスブリッジや11年のラジオNIKKEI杯を制したアダムスピーク、14年のチューリップ賞3着リラヴァティと仕上がりの早い産駒が多く、ディーパワンサも同じ部類に属する可能性が高い。初の右回りをしっかり克服すれば、重賞制覇も十分可能だろう。
PICK UP
Ranking
23:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 元JRA藤田伸二氏「頭おかしいんちゃうか?」岩田康誠を猛批判! 騎乗馬にムチで“後脚キック”誘発か……ばんえい競馬事件を超える悪質行為「幅寄せ事件」の真相
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- JRA崖っぷち調教師東西編~的場均・古賀史生・柄崎孝・本間忍ほか~
関連記事
【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) ミッキークイーン「最大のライバル・マリアライトとは、かつてのメジロドーベルとエアグルーヴの関係性?」
京都での抜群の安定感と「サイン」、武豊騎手も後押し!? エリザべス女王杯の伏兵マキシマムドパリに熱視線
時は来た!? 「新たな姿」で好調キープのクイーンズリングが、エリザベス女王杯で「壁」を突破するには……
【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) マリアライト「能力は完全格上も上がらない陣営のトーン……グランプリ女王が抱える天候や体調面以上に大きな『課題』とは」
出走馬のG1勝ち数「合計13勝」!? 史上最強ならぬ究極のエリザベス女王杯(G1)は間違いなく「あの年」!