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JRA角居勝彦師「情報漏れ」で引退が露見!? 本来ならば「事前準備」をして……

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 祖母の代から続く天理教の仕事を継ぐためとして、2021年2月末で調教師免許を返上し、厩舎を解散する意向があると報じられた角居勝彦調教師。

 角居調教師といえば牝馬として64年ぶりに日本ダービー(G1)を制したウオッカ、日本馬として初めてドバイワールドカップ(G1)を勝ったヴィクトワールピサなど名だたる名馬を管理していたことで知られるJRAきっての名門厩舎のひとつ。

 この名門厩舎の引退報道に対して武豊騎手は「残念ですけど、何とも言えないですね。毎年のようにたくさん勝たせてもらって、G1もいっぱい勝たせてもらった」とスポーツ紙の取材に応え、またウオッカに騎乗してダービーに勝利した四位洋文騎手も「国内は当然として、海外でも成績を残して世界的にも有名なトレーナーなので、競馬界にとっては痛手ですね…」語るなど、多くの関係者たちがその異例の決断を惜しんでいる。

 新春早々降って湧いた名門厩舎の解散報道に競馬界は大わらわ。だが、一部の関係者たちはこの角居調教師の引退劇をすでに知っていたという。

「報道では厩舎のスタッフに昨年10月、馬主へは年明け頃から説明を始めたとされています。ですが、角居調教師は3、4年前に父親を亡くしており、その頃から『いずれは家業を継ぐために解散』する意向があることを親しいスタッフには伝えていたようです。その時は具体的な日時まではまだ決めていなかったようなのですが、その父親から仕事を継いでいた母親が体調を崩したこともあり、引退を決意したそうです。

 定年前の引退が既定路線だったため、角居調教師も周囲もいずれこのような日が来ることは覚悟していたようなのですが、今回の件は本人が報道陣に明かしたわけではないため突然の報道に少々困惑したのは間違いないみたいですね。本来ならば礼を逸しないようにするため、関係者たちに自分の口で引退する敬意を説明した上で、メディアに発表したかったのかもしれません」(競馬誌ライター)

 厩舎解散は3年先になるというが、その理由を角居調教師は、「昨年の春先に生まれた子を預かる話も決まっていたので、その子のクラシックを終えるまでは責任がある」と話す。引退はまだ先であるため、このことが表沙汰になるのももう少し待ってもらいたかったというのが本音だったのだろう。

 角居調教師に残された期間はあと3年。これから引退に向けてのカウントダウンはすでに始まっているが、その日が来るまでにあと何勝積み重ねることができるのだろうか?

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