真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.01 08:38

JRA小牧太「落馬重傷」で「引退」に現実味……「奇跡の復活」三浦皇成と似た状態も、26歳と50歳の差大きく……
編集部
実際にJRAの現役で小牧騎手よりも年上なのは、51歳の柴田善臣騎手ただ1人。現役ながらレジェンドと呼ばれる武豊騎手よりも2つ年上で、いつ引退してもおかしくない年齢だ。
明るい性格で『netkeiba.com』では、コラム『太論』を長く連載する人気騎手。そのコラム内では、専属トレーナーから「50歳とは思えない身体」とお墨付きをもらっていた小牧騎手だが、カムバックは相当厳しいと述べざるを得ないだろう。
「今回の落馬の原因となったのは、小牧騎手本人が強引な進路取りをしようとしたことが発端です。JRAも落馬の原因が小牧騎手自身にあると判断し、レース後に過怠金10万円の処分を下しています。
実は、小牧騎手は昨年も度重なる騎乗停止処分があり、そのいくつかの原因が自らの判断ミスであったり、騎乗技術の衰えによって引き起こされた可能性があるもの。親しい関係者からは、昨年の段階から『もう危ないから、無理せず引退した方が良い』という声もありました」(同)
記者が話す通り、小牧騎手は昨年36勝と2004年にJRAへ移籍してからは最低の成績に終わった。さらに今年はここまでわずか5勝、リーディング72位と大苦戦。本人もコラムを通じて「なかなか勝てない」と話しており、今回の落馬事故にはそういった”焦り”もあったのかもしれない。
ネット上では一部のファンから”引退説”が流れるものの、「心配だわ……」「1日でも早く復帰してほしい」「回復を祈ってます!」「鉄人小牧の復活を信じてる」など励ましの言葉も多く見受けられる。
まだ細かい状況は明らかになっていないが、わずかでも軽症であること、そして復帰に望みが残ることを祈りたい。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を