真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.29 08:59

C.ルメール騎手「武さん」連発に賞賛の嵐! 年間最多215勝達成「武さんはレジェンド。僕は普通」に見える”和”の心
編集部

レジェンドの期待に応えるように、身も心も日本に捧げる決意で海を渡ってきたフランス人騎手が「永久不滅」といわれた大記録を塗り替えた。
28日に行われた、今年最後の競馬開催。ここまで211勝を上げ、武豊騎手が2005年に記録した年間212勝更新まで、あと「2」に迫っていたC.ルメール騎手が中山6レースで、ついに新記録を達成した。
「武さんの記録を抜けたことが、本当に嬉しい」
大記録を塗り替えたゴール後、ルメール騎手は両手を突き上げて喜びを表現した。騎乗していたマイヨブランは、JRAに所属する8037頭中6頭しかいない白毛馬。「サンタクロースみたい」と笑った勝負服は、主戦を務めるアーモンドアイと同じシルクホースレーシングのものだった。
「今年は、信じられないほど最高な一年でした」
ルメール騎手はその後も勝利を重ね、215勝でフィニッシュ。今年は新記録となるG1・8勝を上げ、武豊騎手が持つ年間獲得賞金記録も塗り替える記録ずくめの一年。だが、「最強」を証明したフランス人騎手から出た言葉は、何よりも「武さん」だった。
「今年は武さんが(JRA通算)4000勝を上げたのが一番すごい記録だと思っています。日本に来てからは武さんがお手本。大きなリスペクトがあります。武さんはレジェンド。僕はまだ普通」
PICK UP
Ranking
23:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗