真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.27 12:25

東京大賞典(G1)ゴールドドリーム「不安」はルメール騎手のおつかれモード!? 絶好調の秋から”冬”へ12月「重賞未勝利」の大失速……
編集部

「あの馬」と再戦するまで負けるわけにはいかない。29日に大井競馬場で行われる東京大賞典(G1)に”旧”ダート王ゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)が出陣する。
昨年、フェブラリーS(G1)とチャンピオンズC(G1)を制し、統一ダート王に輝いたゴールドドリーム。今年もかしわ記念(G1)、帝王賞(G1)を連勝するなど、昨年の最優秀ダートホースに恥じない活躍を見せていたが、その天下終焉の気配は突如として訪れた。”新”ダート王ルヴァンスレーヴの存在だ。
前走の南部杯(G1)で初めて激突した新旧王者。ダート界の覇権を懸けた争いはルヴァンスレーヴに軍配が上がり「世代交代」の象徴的なシーンとなった。
チャンピオンズC(G1)で巻き返しを図りたかったゴールドドリームだが、右肩の筋肉痛のため無念の回避。レースはルヴァンスレーヴが圧勝し、今年の最優秀ダートホースをほぼ手中にしている。後れを取ったゴールドドリームにとって、新王者不在の東京大賞典は負けられない一戦というわけだ。
「チャンピオンズC回避後は、ノーザンファーム信楽へ休養に出ていましたが、幸い馬はすこぶる元気ですね。最終追い切りは栗東の坂路で4ハロン51.3秒の好タイムでしたが、最後まで脚色が衰えない素晴らしい動き。むしろ、南部杯やチャンピオンズCよりも良いかもしれません。
東京大賞典はケイティブレイブやオメガパフュームといった辺りが強敵になりそうですが、これなら王者の力を見せつけられるんじゃないでしょうか」(競馬記者)
コンディションに問題がないとすれば、来年以降ルヴァンスレーヴにリベンジするためにも負けられないところ。だが、唯一不安があるとすれば、最近やや存在感が薄れてきているC.ルメール騎手だという。
PICK UP
Ranking
23:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か