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JRAルメール「ニシノデイジーで菊花賞」衝撃コンビ誕生! サートゥルナーリアの「行き先」は

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 10月の菊花賞(G1)に出走予定のニシノデイジー(牡3 美浦・高木登厩舎)の鞍上が、C.ルメール騎手となることがわかった。

 先週のセントライト記念(G2)では2番人気に支持されたが、主戦の勝浦正樹騎手が後方から「大外ぶん回し」で5着敗退。上がり最速35.0で追い込み能力は見せただけに、あまりにも「無策」な勝浦騎手の騎乗にファンからは批判が殺到。勝ち馬リオンリオンに騎乗した横山典弘騎手が、当日の馬場を読んでインコースを選んだ好騎乗とはあまりに対照的だった。

 これまで勝浦騎手を我慢強く起用し続けてきた西山茂行オーナーもブログで「京都競馬場に慣れた栗東所属の騎手に」と乗り替わりを宣言した。勝浦騎手も納得の鞍上交代だったという見方もある。

 そして「次は誰が」という話になったのだが、選ばれたのは昨年200勝を達成し、今年もリーディング2位のルメール騎手だった。

「ルメール騎手が空いていた、というのはかなりの幸運ですね。もともとルメール騎手は今週の神戸新聞杯に出走するサートゥルナーリアの主戦で、今回の結果次第で菊花賞か天皇賞、といわれていましたが……。

 西山オーナーは20日のブログで『ニシノデイジーはルメール騎手にお願いをしました。ルメール騎手本人とエージェントより【承諾】の返事をいただいております。』と報告。そして『サートゥルナーリアは3000メートルの菊花賞を行かないことを内々で表明しており神戸新聞杯のあとに次走の発表をクラブの方からされるとこのとで』と告白しています。サートゥルナーリアは、神戸新聞杯後はやはり天皇賞なのか……ルメール騎手はアーモンドアイ騎乗となりそうですし、不透明ですね。

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 西山オーナーも『驚きと喜びと、なんか半信半疑でしたがこの2日間、各方面とやりとりしました』と、リーディング騎手の騎乗に興奮気味ですが、それもニシノデイジーに可能性を感じているからでしょう。期待ですね」(競馬記者)

 そのポテンシャルは多くのファン、関係者が認めるところだ。ラスト1冠で母方に眠る「伝説・セイウンスカイ」の血をルメール・マジックが目覚めさせるか注目だ。

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