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JRA相次ぐ誹謗中傷に“寛大すぎるオーナー”の堪忍袋の緒も切れた!? 「何らかの手を打つことになるでしょう」と異例の声明

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 20日、「はるかぜちゃん」こと、女優の春名風花さんが、Twitterで「両親自体が失敗作」などの誹謗中傷の投稿をした相手と、示談が成立したことを発表。春名さんが自身のYouTubeチャンネルで明かしたところによれば、示談金は315万4000円にも及んだという。春名さんは以前からネット上の誹謗中傷に悩んでいたと言い、ついに今年1月、民事訴訟で慰謝料を求めるとともに相手を刑事告訴もしていた。

 また21日には、TwitterでNGT48のメンバーを中傷する内容を投稿した男性が名誉毀損の疑いで逮捕。だがNGT48の運営サイドは、これは氷山の一角だと語り、継続中の案件が数百件にも及んでいることを明かしている。これからも逮捕者が出てくることもあるだろう。

 以前まではネット上で誹謗中傷を受けたとしても、大きな問題として扱われることは少なかった。ただ、昨今はネットが普及したこと、そしてその被害が拡大の一途を見せていることもあり、徐々にそれが見直されはじめている。

 だが完全解決に至るまで時間が必要なのは言うまでもなく、そしてこの問題に頭を抱えているのは芸能人だけではない。一般人である競走馬のオーナーもその標的とされており、とあるオーナーが自身のブログに投稿した『所有馬の誹謗中傷について』という記事が波紋を呼んでいる。

 詳細はブログ記事を読んでもらいたいが、このオーナーは大手競馬ポータルサイトの競走馬別に設置されている“掲示板”で、ユーザーから謂われもない中傷を受けていたそうだ。そのオーナー曰く、アカウントこそ変わっているものの、中傷をするのは同じユーザーである可能性が高いという。これまでは自身が所有する競走馬の中傷が続いていたが、今回は他のオーナーと共有している競走馬でも同様の事例があったといい、「これ以上の誹謗中傷が続けば何らかの手を打つことになるでしょう。」と怒りをあらわにしている。

「これまではこのオーナーが寛大な心を持っていたので、見過ごされていただけ。あまりにも目に余る言動が続けば、自身や周囲の名誉を守るためにも“なんらか”の対策に乗り出すのも当然でしょう。なにが原因で、ユーザーのひとりがこのような行為に至ったのかは不明ですが、ネット上のこととはいえ、不適切な言動を慎むべきなのは当然です。今後、このユーザーがこのような行動を控えてくれればいいのですが……」(競馬記者)

 投稿する前に、その言葉が適切な否かを、今一度考えるべきだ。

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