GJ > 競馬ニュース > キーンランドC アノ馬の一発に期待!
NEW

JRAキーンランドC(G3)災い転じて福となるか!? 前走除外で涙を呑んだアノ馬の一発に期待! 条件好転の理由とは……

【この記事のキーワード】,

JRAキーンランドC(G3)災い転じて福となるか!? 前走除外で涙を呑んだアノ馬の一発に期待! 条件好転の理由とは……の画像1

 今年のサマースプリントシリーズは6月21日の函館スプリントS(G3)を皮切りに、CBC賞(G3)、アイビスSD(G3)、北九州記念(G3)の4戦を消化した。

 現在、14ポイントで1位のレッドアンシェル、12ポイントで2位のラブカンプー、11ポイントで3位のジョーカナチャン、10ポイントで4位のダイアトニックが僅差で上位を争っている状況だ。

 また、熾烈な争いを象徴しているのが、これまでの4戦すべてがフルゲートで開催されていることである。まだ2戦を残しているだけに、出走予定馬が殺到することが予想されるだろう。勝ち負け以前に、出走までこぎつけられるか否かも、出走決定順ボーダーの馬にとって深刻な問題だろう。

 30日、札幌競馬場で開催される第5ラウンド・キーンランドC(G3)に出走を予定しているメイショウカズヒメ(牝6、栗東・南井克巳厩舎)もまた、除外に涙を呑んだ1頭だ。

 前走のアイビスSDを見せ場十分の4着に好走し、16着に大敗していた2走前の北九州短距離S(OP)からの復調を見せていた。それだけに、2分の1の確率の抽選にハズれてしまったことは、陣営としても痛かっただろう。

 だが、北九州記念はモズスパーフレアが前半3ハロンを32秒4のハイペースで飛ばす展開。例年、好結果を残すことが多い前走アイビスSD組のジョーカナチャンやダイメイプリンセスが精彩を欠いた。

 勝ち馬のレッドアンシェルは57キロ、2着モズスパーフレアは56.5キロ、3着アウィルアウェイは55.5キロと、ハンデ戦ながらも重賞勝ち実績のある実力馬が上位を独占し、軽ハンデの穴馬が介入する余地はなかった。

 もし、出走していれば52キロだったメイショウカズヒメにとっても、厳しい展開となっていた可能性が高いだろう。出走できなかったことが、結果的にはいい方に向くかもしれない。

「格がモノをいう結果となった北九州記念に比べるとキーンランドCの方に楽しみがありそうです。ダイアトニックは58キロですし、他のメンバーにしてもUHB賞の再戦ムードになっています。

UHB賞にはアイビスSDで8着に敗れたカッパツパッチが2着に入っていますから、同レースで4着のメイショウカズヒメが通用する可能性は十分にあります。複穴としても一発が狙えそうですよ」(競馬記者)

 そこで気になるのは、フルゲート16頭に対し、21頭が登録していることである。せっかくのチャンスも除外になってしまっては意味がない。

 確認してみたところ、今回の出走決定順は11番目と除外の心配もなさそう。

 小倉の忘れ物を取りに行くには願ってもないチャンスかもしれない。

JRAキーンランドC(G3)災い転じて福となるか!? 前走除外で涙を呑んだアノ馬の一発に期待! 条件好転の理由とは……のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
  4. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  5. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  6. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  7. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  8. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  9. 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
  10. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか