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母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V

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 10日、東京競馬場の6Rに行われた2歳新馬戦(ダート1400m)は、三浦皇成騎手のマーゴットレーヴ(牝2歳、美浦・伊坂重信厩舎)が勝利。6番人気の評価を覆す力強い走りで白星スタートを決めた。

 フルゲート16頭のレース。マーゴットレーヴは鞍上が手綱を押して一旦はハナを窺うも、好位3、4番手のインに収まる。前半600mは35秒5とそれなりに流れたが、持ったままの手応えで最終コーナーを回った。

 直線に入ると前の逃げ馬がやや壁になったものの、空いた内1頭分のスペースをこじ開けるようにして抜け出すと、外から差を詰めてきた2着以下に1馬身差をつけて押し切っている。

「道中は砂を被るポジションにいたもののさほど怯まず、最後は内を突いて抜け出してくるなど、新馬らしからぬ大人びたレースぶりでしたね。

重馬場の勝ち時計は1分25秒0は水準レベルですが、16頭中13頭いた牡馬を蹴散らしての勝利だけに価値がありそうです。昇級しても十分に通用するのではないでしょうか」(競馬誌ライター)

 今年のJRAブリーズアップセールにおいて税込み1100万円で取引されたマーゴットレーヴは、父がダートG1・9勝のエスポワールシチー。母は地方でキャリア55戦7勝とタフに走り続けたシリカという血統だ。

 母の全兄には、2017年のJBCスプリント(G1)を優勝し、種牡馬入りしたニシケンモノノフがいる。生粋のダート血統である本馬は、これから長きにわたって砂路線で活躍が期待できそうである。

新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V

 また、マーゴットレーヴを所有する前田良平オーナーは、これが嬉しいJRAでの新馬戦初勝利にもなった。

 一昨年から中央競馬に本格参入した前田氏は、今年6月にマーゴットワーズでJRA初白星。近年はセレクトセールでも所有馬を複数購入するなど、今後ますます注目を集めてきそうな新進気鋭のオーナーである。

「昨年のセレクトセールで入手したサトノクラウン産駒のマーゴットミトスは、マーゴットレーヴも管理する伊坂師がTwitterで『秋開催暴れてもらいましょう』と発信していることから、近々競馬場で見られるかもしれません。

また1歳世代にも、同セールで落札したレイデオロ産駒のマーゴットメネスや、マインドユアビスケッツ産駒のマーゴットクラーベなどがスタンバイ。来年以降の競馬界を賑わせてくれるのではないでしょうか」(同)

 そんな前田オーナーはマーゴットレーヴの勝利から約2時間後、自身のTwitterに「年間所有数頭の馬主が新馬勝ちなんて奇跡です。よく頑張ってくれました」と、喜びのコメントを投稿している。

 なお、三浦騎手はマーゴットレーヴについて「まだ荒削りだが、しっかりした勝ち方ができた」と走りの内容を評価。伊坂師も「これからいろいろと試せそう」と、今後の見通しを語った。

 現時点で次走は未定。このあとは一旦休ませる予定のようだが、また一段とパワーアップした姿が見られる日を楽しみにしたい。

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