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JRA武豊「チーク」で“色気”!? 凱旋門賞(G1)を直前に控え神戸新聞杯(G2)で「キーファーズ」マイラプソディに「一変」の気配

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JRA武豊「チーク」で色気!? 凱旋門賞(G1)を直前に控え神戸新聞杯(G2)で「キーファーズ」マイラプソディに「一変」の気配の画像1

 先週、武豊騎手にとって3年連続9度目の凱旋門賞(G1)挑戦が決まった。

 凱旋門賞では、(株)キーファーズがクールモアグループと共同所有するジャパンで出走予定。

 その1週間前となる今週27日は、神戸新聞杯(G2)でマイラプソディ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗予定だ。こちらもジャパンと同じくキーファーズとのコンビ。凱旋門賞を直前に控え、神戸新聞杯の騎乗にも注目が集まる。

 神戸新聞杯で騎乗するマイラプソディは、アメリカのラブレアS(G1)を勝利したテディーズプロミスを母に持ち、父にはハーツクライを持つ良血馬。武豊騎手騎乗でデビューから3連勝し、一時はクラシックの有力候補とまで思われた。

 しかし、3カ月のリフレッシュ放牧を挟んで挑んだ共同通信杯(G3)では、初の黒星となる4着。本番での巻き返しが期待されたが、皐月賞(G1)は13着、続く日本ダービー(G1)でも9着と、春のクラシックでは結果を出せずに終わっている。

 友道康夫調教師はダービー後のインタビューで「最後も脚を使ってくれていますし、見せ場は作れたので良かった。ただ、距離が若干長いと感じた」とコメント。今回の神戸新聞杯は、ダービーから200m短縮の2200m戦。3連勝目を飾った京都2歳S(G3・2000m)の走りからも、距離短縮のここは巻き返しが期待されるところだろう。

 ダービー後はリフレッシュ放牧に出され、ここを目標に乗り込まれたマイラプソディ。8月の中旬からじっくりと乗り込まれ、17日の1週前追い切りでは栗東坂路で4ハロン50.9秒の好時計をマークした。

 陣営は「まだ成長途上ですが、背中から腰にかけてしっかりしてきました」と話しており、ダービーからの成長が見込めそうだ。

 さらに「共同通信杯と皐月賞は能力を出し切っていない。ダービーでは最後まで一生懸命に走っていたように、チークピーシズの効果があった」と友道調教師がコメント。

「ダービーでは、横山典弘騎手が大胆な騎乗で勝負に出ての結果。3着ヴェルトライゼンデとの差はわずか0.3秒でした。共同通信杯と皐月賞が能力を出し切っていないのなら、コントレイルを除いては上位との差はないと思いますよ」(競馬記者)

 確かに、武豊騎手は共同通信杯のレース後「単なるポカだと思いたい。そんなに失望することはないと思う」と話しており、皐月賞後も「道中いいリズムで走れていたんだけど……4角ではもう手応えがなくなってしまった」と首をかしげている。

 友道調教師いわく、今回もレースで「チークピーシズ」を着用するとの事。能力を発揮できるのなら、武豊騎手も“色気”を持って騎乗する事が可能だろう。

 リフレッシュして仕切りなおしの1戦となる神戸新聞杯。調教の動きなども含めて、マイラプソディの「一変」が期待できそうだ。

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