
JRA一年の計は「金杯」にあり!? とっておきの“秘密兵器”でお年玉ゲットを狙え…… 二度来る穴馬は三度来る?
「▲」は昨年の関東リーディングに輝いた若手のホープ・横山武史騎手がコンビを組むシークレットラン。前走の古都S(3勝クラス)では菊花賞でも惑星として注目されていたアンティシペイトを撃破と絶好調だ。
切れないバテないを地で行く馬だけに好走の期待は大きい。19年の京成杯(G3)で1番人気に支持された素質馬の飛躍に期待したい。
「△」はディープボンド(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)でどうだろうか。同じくノースヒルズ軍団の筆頭であるコントレイルの陰に隠れて地味な存在ではある。だが、自身も京都新聞杯(G2)でアドマイヤビルゴを破って重賞勝ちしているように、その実力は確か。
菊花賞(G1)で4着に入った実績は群を抜いている。ここでは大威張りできそうだ。
「☆」は昨年の3着馬テリトーリアル(牡7、栗東・西浦勝一厩舎)で高配当を狙う。前走の中日新聞杯(G3)では9着と崩れたが2走前の福島記念3着、3走前のオクトーバーS(L)勝利と実力は確か。1枠2番の好枠を活かして前々での競馬さえ出来れば、粘りこみは十分あるだろう。
上位人気が予想されるダーリントンホール(牡4、美浦・木村哲也厩舎)、ヴァンケドミンゴ(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)は思い切って消すことにする。
前者は昨年の12月を未勝利と絶不調のM.デムーロ騎手とのコンビがプラスに思えない上に昨年の日本ダービー(G1)以来となる長期休養明けでは食指が動かない。後者は典型的な福島巧者。中山は過去に条件戦で2着、3着が1度ある程度で得意なコースとはいえない。
買い目は以下の通り。
馬連 ボックス 10点
[2,11,13,16,17]
3連複 ボックス 10点
[2,11,13,16,17]
印では強弱をつけたが能力拮抗のメンバー構成のため、あえてボックスで勝負する。組み合わせ次第では思わぬ高配当も視野に入るはず。お年玉をゲットして幸先良いスタートを決めたい。
(文=与田飛鳥)
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を