真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.02.13 11:00

JRA日本ダービー馬が共同通信杯(G3)で見せた「大器の片鱗」。翌年に襲った府中巧者ゆえの「悲運」
編集部
秋は札幌記念(G2)をステップに菊花賞(G1)で2冠を狙うも、マンハッタンカフェの4着に敗退。その後、陣営はダービーと同じ舞台のジャパンCで王者テイエムオペラオーに挑んだ。結果はこの2頭のマッチレースの末、ジャングルポケットがクビ差しのいでG1・2勝目を飾った。
この勝利でジャングルポケットは東京競馬場で3戦3勝。府中が得意と言われるトニービン産駒とあって、4歳以降もさらなる活躍が期待されたが、翌02年の秋の東京開催は、改修工事のため、中山競馬場で代替開催という不運に見舞われた。
結局4歳春以降は、脚部不安などで順調さを欠いたジャングルポケット。秋は中山で開催されたジャパンCで5着、有馬記念では7着に敗れた。その後故障が判明したジャングルポケットは、翌03年1月に引退が決定。得意の府中では僅か3戦に終わり、改修工事のタイミングにも泣かされる形となった。
アグネスタキオン、クロフネ、そしてマンハッタンカフェという強豪がひしめいたこの世代。その頂点を決めるダービーで最も輝いたのがジャングルポケットだった。
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客