パチスロ「万枚」を続出“アノ軍団”も思い出す!? 4号機の「激レア機」をピックアップ!!
今日は『レトロ』という程では無いのですが、ある意味、レトロ機種よりも非常にマニアックな1台に触れる機会がありましたので是非ご紹介させて頂きたいと思います。
その機種の名は、今は亡きタイヨーの『琉球浪漫』。
タイヨーといえば、古くはチェリー抜き攻略法でオールドスロッター達の懐を大いに潤わせた1.5号機『ハイアップターボ』に始まり、ある手法により爆裂連チャン機へと変貌を遂げた2号機『リスキーダック』、3号機『トライアンフ』、4号機『マフィアX』等々。
その裏モノというのがこれまた凄まじいもので、極悪なハマりと強烈な連チャンを繰り返すようなものばかり、マフィアに至ってはA400タイプでしたが店によってはBIGボーナス70~100回のような台を平気で見かけていました。
1990年代後半、CT機などの登場により「万枚」という言葉が当たり前になっていく以前から万枚を吐き出していたのが「タイヨー裏モノ軍団」でした。
それに何と言ってもタイヨーを語るうえで欠かせない最大の特徴がこれ、レバーが右側に付いている事。パチスロのレバーと言えば左側に付いているのが当たり前です。
しかし、タイヨーの筐体は4号機初期頃までは全て右側レバーだったので、慣れないと非常に操作しづらかったのです。正直、今でも何で右レバーだったのか意味が解りません。
その後も4号機時代中頃の『エイトマン』が猛爆使用に生まれ変わる等、正に闇との関わりが切っても切れないのがタイヨーの歴史だったのかも知れません。
4号機中盤以降、ストック機が主流の時代にも『ハローサンタマシンガンバージョン』等とその歴史を彷彿させるような機種を多くリリースし「タイヨー・裏モノ・連チャン」というイメージは消え去らなかったように思えます。
2007年には自社第1弾5号機となる『ガッチャマン』が華々しいデビューを飾り、ゲーム性自体も非常に良い評価をされたのですが、筐体の不具合が多発し自滅してしまいます。
そして2016年、『コクッチーブラック』のリリースを最後に、その歴史の幕を下ろす事になります。
と前置きが長くなりましたが『琉球浪漫』にいきます。
この機種、リリースは2009年なのですが、それより少し前にリリースされた『花浪漫』の姉妹機という位置づけでゲーム性、スペックもほぼ一緒でしたが、いかんせん設置が少なく、当時の全国設置店舗は確か2,30店舗、販売台数も数十台、おそらく100台いってなかったという激レア機種でした。
そのゲーム性というのは某P社の「ハナ○○シリーズ」と同様と言えばお分かりいただけるでしょうか。
そんな貴重な台を所有しているのですから、この知人には本当に頭が下がるばかりです。写真をお付けしますので、ご覧になって雰囲気を味わって頂ければと思います。
ちなみにタイヨーで私が一番好きだった機種に4号機末期の『タイヨーボウリング』という台があったのですがこれは本当に面白かったです。
A400のボーナスストック機でしたが見せ方、サウンドも本当に素晴らしく、スゴく良い機械だったと思います。
もう一度打ちたいなぁ…。
(文=電撃しらっち)
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