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ジャンポケ斉藤「ヤバい、もう殺してくれ!」競走馬セリ市に初参戦も大パニック!? 公式YouTube『ジャングルポケット産駒を買う』で、競馬ファンも注目したチャレンジの結果は

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ジャンポケ斉藤「ヤバい、もう殺してくれ!」競走馬セリ市に初参戦も大パニック!? 公式YouTube『ジャングルポケット産駒を買う』で、競馬ファンも注目したチャレンジの結果はの画像1

 11日、HBA日高軽種馬農業協同組合の主催する、北海道トレーニングセールがJRAの札幌競馬場にて行われた。

 トレーニングセールとは、オークション形式で行われる競走馬のセリ市。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となった同セールだが、今年はお笑いトリオのジャングルポケット斉藤慎二が参戦し大きな話題となった。

 北海道トレーニングセールは、過去に香港カップをはじめG1を6勝したモーリス、菊花賞(G1)、天皇賞・春(G1)など長距離レースを中心に活躍したヒシミラクルなど、これまでに多くの活躍馬を輩出。近年でもセントライト記念(G2)、ラジオNIKKEI賞(G3)を優勝したバビットが2019年に取引されたセールである。

 斉藤は先日、自身の公式YouTubeチャンネル『ジャンポケ斉藤、ジャングルポケット産駒を買う』を立ち上げ一部競馬ファンなどの間で話題となっているが、同セールでチャンネル名ともなっている目的を果たそうと競走馬のセリ市に初参戦したのだ。

 トリオ名としてのジャングルポケットは、2001年の日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)を優勝した競走馬・ジャングルポケットから命名したもの。同馬は今年3月に死亡しており、その仔馬(産駒)を購入できるチャンスはあと僅かである。

 通常、早くて2歳にデビューする競走馬だが、ジャングルポケットの産駒は今年の当歳馬が最後。来年の北海道トレーニングセールでも購入できる可能性はあるが、晩年の産駒で数も多くないだけに、今年がラストチャンスとなるだろう。

 このセールに上場するジャングルポケット産駒は、母ミフユの2019年産駒のみ。JRAでもジョーカプチーノやミツバといった重賞勝ち馬を出している山口ステーブルが育成する馬だ。

 400万円からのスタートとなった母ミフユの2019。開始早々、「ピンポーン」というジャンポケ斉藤のオンラインビットの入札音とともにセリは始まった。

 しかし、会場ではその他2人が競り合う形。入札をクリックするも更に上回る金額での入札があり、斎藤氏は「もうやめてくれ!余計なことしないでくれ!」、「ヤバい、もう殺してくれ!」と取り乱す場面も見られた。

 パニック状態となっている間にハンマーが落ちてしまい、最終的には福田光博氏が480万円(税抜き)で落札。斎藤のサラブレッドセール初参戦は、ほろ苦い結果に終わった。

 セール後は、山口ステーブル代表の山口裕介氏と生電話。斎藤は「ここ2、3年で一番落ち込んだかもしれない……」とセール後の気持ちを語っている。

 また「買えなかった僕に、こんな優しい対応をしてくださって……」と山口代表への感謝を示した斎藤。「いまYouTube上では詐欺師と呼ばれています」と自虐ネタで笑いも誘った。

 今後、他のサラブレッドセールで再びジャングルポケット産駒の購入を目論む斎藤。来年デビューの現当歳馬が狙いとなりそうだが、その時を楽しみに待ちたいところだ。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

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