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パチスロ4号機『大花火』…激アツ要素が融合した大量獲得機の最高峰!!

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 先日ユニバーサル系4号機『花火百景』の後継機種である『S花火絶景』が検定通過したとのことですが、今回はその両機種の元祖で大量獲得機として大ヒットした当時はアルゼの名機『大花火』(1999年)を打ってきました。

 大量獲得機にも様々なタイプがありました。 Aタイプ、Bタイプ、ツインBBタイプ、トリプルBBタイプ、ストックAタイプ、ストックBタイプ等々。

 ストックAタイプには大量獲得機としては最大ヒットとなった大都『吉宗』がありますが、ノーマルAということになれば間違いなく大花火が筆頭でしょう。

 花火系、ドンちゃん系機種の全てのルーツであり、歴史的名機である『ハナビ』。このハナビをベースに演出用の『鉢巻リール』を搭載し、最大711枚獲得可能な大量BBタイプへと昇華させたのがこの大花火なのです。

 ハナビやクランキーコンドルから受け継いだ美麗かつ秀逸な出目に加え、リールフラッシュ、鉢巻リールが融合したそのゲーム性は正に至高。要のBIGボーナス中は完璧な『ビタ押し』を駆使すれば設定1でも機械割が100%を超えるという激甘なスペックで、設定6の機械割は140%超というエクストラ設定でした。

 平均約600枚を獲得できる荒波なタイプでありながら、ライト層も手を出しやすかった本機。ヘビーユーザーもビタ押しを始め打ち込める要素が満載で、予告音時の変則打ちも楽しい機種で幅広い層から支持を集めました。

 当時は過激なイベントの全盛期で、大人気だった大花火が対象機種となることは日常茶飯事。大花火コーナーで最初にBBを5回達成したお客さんは設定6に打ち変え、BBにて711枚パーフェクトを達成した最初のお客さんは設定6に打ち変え等々、本当に熱く過激な時代でした。

 しかし、不思議と裏モノも多く存在しました。3号機裏モノの名残が色濃く残っていたとも言えますが、「充分過ぎるほど荒波な大花火をわざわざ裏モノにする必要があるのか?」と思うくらいで、5連チャンver.、32Gver.、1G連ver.、チェリー激アツver.などを筆頭に他にも多くのバージョンが横行していたのです。

 大花火以外にもアルゼは『B-MAX』や『タロットマスター』などの大量獲得機を送り出し、他社からも様々なヒット機が生み出されました。しかし、その後は4号機終焉の引き金にもなった爆裂AT機の登場により、徐々に姿を消していきます。

 そんな中でも大花火の人気は根強く、多くの『みなし機』や4号機が検定終了を迎え取り外されていく中で再設置をする店舗も多く、最後までしぶとく生き残ったマシンでしたが、2007年には他の4号機と同様にその役目を終え完全に姿を消しました。

 今ではハナビを祖とする多くのパチスロ機が世に送り出され、ユニバーサル系マシンには欠かせない重要な存在となった同シリーズ。

 リリースが待ち望まれる花火百景を筆頭にこれからも多くのハナビファンを楽しませてくれることでしょう。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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