パチンコ「約99％で15R確変が継続」の激アツに期待!?「12万発」マシンを彷彿とさせる夢仕様!!

文=堀川茂吉

【この記事のキーワード】パチンコ, パチスロ

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　過去に登場したパチンコ・パチスロ台の中から、個人的に印象に残っているマシンを取り上げさせていただく本コラム。今回は毎変動「約99％で確変が継続する」という衝撃の触れ込みで話題となったCR旧MAXスペックをご紹介します。

　近頃のパチンコは出玉スピードはもちろんのこと、強烈な一撃出玉を繰り出す爆裂機が続々と登場。「時代はパチンコ」といった声を耳にする事も多い印象です。それだけ優秀なスペックが市場に出回っているということなのでしょう。

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　そんな出玉バブルが訪れているパチンコ分野において、活躍が目立っているマシン。その一つとして『Pフィーバーガンダムユニコーン』が挙げられます。

　RUSH中の大当り3連で消化スピードが劇的にアップする爽快感と、大当りすれば全て10R・1500発というボリューム感。そしてそれが約81％で継続するという極上のスペックによって、10万発レベルの出玉が続出。中には「終日12万発」データも話題となっていました。

　最近の爆裂マシンとして『P牙狼月虹ノ旅人』『Pフィーバーマクロスフロンティア4』なども挙げられますが、本機はこれらとスペック面で決定的に異なる要素が存在します。それは転落抽選方式が採用されているという点です。

　本機は1/41.1となる大当り確率を引くよりも早く、約1/153の転落フラグを引いてしまった際にRUSHが終了します。夢のひと時がいつまで続くか分からないというドキドキ感も、ヒット要因の一つと言えるかもしれません。

　そろそろ本題に入らせていただきます。今回の主役は『Pフィーバーガンダムユニコーン』を彷彿とさせる旧MAX機の転落抽選スペック。『CR勇者ライディーンFPF』です。

　本機はテレビアニメ『勇者ライディーン』を題材としていますが、かなり昔の作品ということもあり私は原作を知りません。本機に関して興味を抱いたのは、先述した通り毎変動「約99％で確変が継続する」という点でした。

　当初は「とんでもない台が出るのか!?」と衝撃を受けましたが、蓋を開いてみれば転落フラグ（1/99.5）を引かずに確変が継続する期待度が約99％とのこと。確変状態のうちに1/43.6となる大当りを射止めるゲーム性だったのです。

　実質的な連チャン率は約77％ですが、大当りすれば100％確変＆全て15Rという超強力な恩恵を手にすることができます。大当り確率が約1/399.6という旧MAX機だからこそ実現できた爆裂スペックといった印象でした。

　先述した『Pフィーバーガンダムユニコーン』に連チャン率や出玉スピードは敵いませんが、出玉性能は劣りません。本機が記録した「終日12万発」も、叩き出せるだけのポテンシャルを秘めていたと思います。

　ただ、残念な点もありました。「アノ要素」さえなければ、本当に完璧なマシンだったと思うのですが…。

　実際に遊技するまで知らなかったのですが、本機は確変のまま100回転を迎えた際に電サポが強制的に終了。以降は潜伏確変状態へと移行するという仕様だったのです。“ソレ”を喰らった時の悲しみは忘れることができません。

　ようやく引いた初当りが連チャンすることなく100回転経過。確変を期待させる特殊モードにしばらく滞在していましたが、その後に転落フラグを引いたのでしょう。無情にも通常モードへと戻ってしまいました。

　転落を引いた場合も100回転までは電サポが継続するという利点もありますが、個人的に潜伏する仕様は残念で仕方ありませんでした。100％確変タイプで“痛恨の単発”という苦い思いが脳裏に焼き付いてしまい、避けがちになってしまったのです。

　ファーストコンタクトの結果は、その後に大きな影響を与えますからね。初打ちで万発オーバーの爆裂を体験していれば、本機に対する印象はまた変わっていたのかもしれませんが…。色々な意味で思い出深いマシンです。

（文=堀川茂吉）

<著者プロフィール>
　オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。