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JRA「幻の秋華賞馬」の前走敗戦はノーカン!? 京都記念(G2)七冠馬で人気を裏切った福永祐一が「しくじり」リベンジ

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JRA「幻の秋華賞馬」の前走敗戦はノーカン!? 京都記念(G2)七冠馬で人気を裏切った福永祐一が「しくじり」リベンジの画像1
福永祐一騎手

 13日、阪神競馬場で行われる京都記念(G2)は、古馬の中距離戦線を占う重要なステップ。昨年はラヴズオンリーユー、一昨年はクロノジェネシスがこのレースを制し、飛躍のきっかけを掴んだ。

 トップクラスが出走した近年に比べると、今年の顔触れはやや小粒に思えるものの、G1馬以上に注目したいのがジェラルディーナ(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)だ。

 破竹の3連勝で挑んだ昨年のチャレンジC(G3)は、2番人気の支持を受けながら4着に敗戦。騎乗した福永祐一騎手が「ゲートで潜って、戻ったところでゲートが開きました。その影響で、乱れたリズムの修正に時間が掛かりました」と悔やんだように、能力を発揮できずに終わった。

 再び上昇気流に乗るためにも、今回は善戦以上の結果が欲しいところだ。

 ジェラルディーナに期待したくなる理由は、モーリス×ジェンティルドンナという超良血の血統的背景だけでなく、2走前に勝利した西宮S(3勝クラス・芝1800m)で見せたポテンシャルの高さにある。

 このレースが行われたのは、アカイトリノムスメが優勝した秋華賞(G1)の開催日で芝2000mの勝ちタイムは良馬場で2分01秒2だった。そして1800mの通過ラップ1分48秒3は、距離が1ハロン短い西宮Sの勝ち時計1分46秒1より「2秒2」も遅かったのだ。

 内回りと外回りの違いはあれど、阪神の芝コースは同じ。西宮Sの勝ち時計に15秒1を加算すると秋華賞の時計と並ぶため、余力十分に抜け出したジェラルディーナの脚色なら先着可能な見立てだ。あくまでタイムだけの単純比較なら秋華賞を勝てるだけのパフォーマンスを示したことになるかもしれない。

 一昨年のデアリングタクトが秋華賞を優勝したにもかかわらず、レイパパレが「幻の秋華賞馬」といわれたが、当時の根拠として引き合いに出されたのが、直前に行われた10R大原S(3勝クラス・芝1800m)だった。

 当時も秋華賞の1800m通過ラップとのタイム差は「2秒2」で一致。ハンデ戦で52キロだったレイパパレに対し、定量戦のジェラルディーナは1キロ重い53キロだったのだから、比較対象としても十分に成り立つだろう。

 そして、引き続きコンビを組む福永騎手にとっても、京都記念はリベンジの懸かるレースでもある。

 8年前の同レースで福永騎手は、ジェラルディーナの母ジェンティルドンナに騎乗。単勝1.6倍の断然人気に推されたものの、好位から伸びを欠いて6着と人気を裏切り、以降もコンビを組むことはなかった。

「道中は抑えの利いたレースが出来ましたが、直線は余力がありませんでした。前に壁を作った方が良かったのかな……」とは、レース後のコメント。

 七冠馬となった名牝で結果を残せなかったレースは、福永騎手のほろ苦い記憶としても残っているに違いない。

 巻き返したいジェラルディーナに少々気掛かりなのは、初距離の芝2000mで敗れてから、さらに1ハロン延びる芝2200mとなることだ。母はオークス馬だけに問題ないとはいえ、マイラーだった父のモーリスの血が不安材料とならなければいいのだが……。

 とはいえ、前走後に福永騎手が「上手く力を発揮させることができませんでした」とコメントしたように、度外視可能な敗戦だったなら問題はないはず。母で叶えられなかった勝利を娘にプレゼントしてくれることに期待したい。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

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