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藤岡佑介→武豊「非情」ジャックドール乗り替わりの裏事情!? 札幌記念(G2)でパンサラッサ撃破も、わずか1戦で主戦交代となった理由

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G1馬になって札幌記念に帰ってきたジャックドール。しかし、その主戦騎手は…

「非常に注目を集めた一戦。秋に向けて大事なレースでいい結果を出せたことでホッとしています」

 昨年の札幌記念(G2)を勝利した際、藤岡佑介騎手の視界は極めて良好だったはずだ。長年期待されながらも中堅に収まってきた本騎手にとって、相棒のジャックドールはキャリア19年目にして、ついに巡り合えた最強のパートナーと言えたかもしれない。

 怒涛の5連勝で挑んだ昨年の大阪杯(G1)は初G1に加え落鉄もあって5着だったが、仕切り直しの札幌記念を勝利。2着に負かしたパンサラッサは国際G1馬(ドバイターフ)であり、今春には世界最高賞金を誇るサウジC(G1)を制した世界的名馬だ。

 また、3着だったウインマリリンもこの年の香港ヴァーズ(G1)を制覇。これだけを見ても、藤岡佑騎手が2018年のNHKマイルC(G1)以来となるG1・2勝目を手にするのは時間の問題と思われた。

 そして、そんな周囲の期待通りジャックドールは今春の大阪杯(G1)を制覇。G1馬となって、今年の札幌記念に帰ってきた。ただし、その主戦は藤岡佑騎手ではなく、武豊騎手だ。

 昨年の天皇賞・秋(G1)の後、ジャックドール陣営は12月の香港C(G1)参戦を決断。その際に、鞍上が藤岡佑騎手ではなく武豊騎手となることが発表された。

 藤岡佑騎手にとっては、4着に敗れた天皇賞・秋が最後のコンビとなってしまった。結果は4着だったが、勝ったイクイノックス、2着パンサラッサはその後、日本競馬を代表する名馬に成長。3着だったダノンベルーガも今春のドバイターフで2着と、いつG1を勝ってもおかしくない大器だ。

 そんな超トップレベルを相手に3番人気4着というのは、決して悪い結果ではないように思えただけに、乗り替わりが発表された際はファンの間でも大きな話題に。SNSなどでは「武豊さんとのコンビは楽しみ」といった鞍上交代を歓迎する声もあった一方、「かわいそう」「良いコンビだった」と藤岡佑騎手への同情の声もあった。

 弱肉強食の競馬界とはいえ一見、非情にも映ったジャックドールの主戦交代劇。ましてやジャックドールを管理する藤岡健一調教師と、藤岡佑騎手は親子だ。

 一体、その“裏”で何があったのか、競馬界のあらゆる情報を網羅している『競馬セブン』の関係者に話を伺ってみた。

「あくまでお話しできる限りとはなりますが、ジャックドールの主戦交代は、やはり昨年の天皇賞・秋の敗戦が最も大きな理由の1つです。

 表面上は3番人気で4着でしたし、藤岡佑騎手も『(上位と)この着差を詰めていければタイトルに届くと思うので、また頑張っていきたい』と前向きなコメントを残しているので、次走の乗り替わりは意外だったかもしれません。

 ただ、陣営からは『鞍上の超消極的騎乗』といった厳しい言葉が飛び出すなど、あのレース内容に決して満足していなかったそうです」(競馬セブン関係者)

 実際に昨年の天皇賞・秋のレース後には、元JRA騎手の田原成貴氏も「消極的過ぎ」とバッサリ。「4コーナーでパンサラッサに並びかけないと」「イクイノックスとヨーイドンしたら決め手で負ける(のは当然)」と藤岡佑騎手の騎乗に厳しい意見を飛ばしている。

「トレセンの藤岡佑騎手は、人にも馬にも優しい人格者。先輩には可愛がられ、慕っている後輩騎手も少なくない人気者です。馬にじっくり競馬を教えて大事に育てていくスタイルは、先輩の武豊騎手や福永祐一騎手から教わったものですし、騎手としての信頼という意味でも大事なことだと思います。

 ただ、その一方で競馬場の藤岡佑騎手は『ここ一番で勝負弱い』ことで有名。レースを通じて、じっくりお手馬を育てていくスタイルには定評がありますが、G1などの勝負どころでは“将来”よりも“今”を優先しなければならないこともあります。

 以前、親しい関係者が『G1でも将来を見据えた競馬をしてしまっている』と嘆いているのを聞いたことがあります。ジャックドールの天皇賞・秋は、そんな藤岡佑騎手の性格がモロに出てしまった印象です」(同)

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藤岡佑騎手といえば昨年、プログノーシスの騎乗でも消極的な姿勢が話題となった

『競馬セブン』の関係者の話を聞いて思い出したのは、一昨年の大阪杯を勝ったレイパパレと川田将雅騎手の騎乗だ。当時のレイパパレもまたジャックドールと同じように5連勝中であり、川田騎手は藤岡佑騎手の同期でもある。

 コントレイル、グランアレグリア、サリオスの三強対決となった2021年の大阪杯だが、結果は4番人気レイパパレの4馬身圧勝という結果だった。

 思い切った逃げでレイパパレの乾坤一擲の走りを引き出し、歴史的な番狂わせを演じた川田騎手だったが、後に『netkeiba.com』で自身が連載するコラム内で「G1だからです。G1を勝つために我慢の競馬を教えてきたわけですから、僕からすると、大阪杯は解放していい舞台」と語っている。

 それに対して、ジャックドールとの天皇賞・秋を終えた藤岡佑騎手の「最初のコーナーでポジション争いが激しくなると思ったので、それをやり過ごして、いい形で入れました」というコメントは一見冷静な判断に見えるが、やはり安全策というか消極的な姿勢が垣間見えてしまう。

「直線で馬場の良い所に持ち出して追い出したんですが、最後は前を掴まえ切れず、後ろにも差されてしまいましたし、もうひと押しといった感じでしたね」

 模範的に映った騎乗でもG1のような勝負どころでは、臨機応変というよりも中途半端ということになってしまうのだろう。結果は4着と大崩れしていないが、G1の大舞台で陣営が求めているのは1着に他ならない。

「当たり前の話ですが、騎手も人間なので1人1人に性格というか個性があります。同じ逃げや追い込みといっても、乗る人間によって千差万別。前走逃げて結果を出した馬でも、騎手が替われば同じような逃げを打つかはわからないということです。

 かといって、人もずっと同じ心情・性格というわけではなく、常に変化しています。件の藤岡佑騎手にしても、昨年までは安定感が売りのジョッキーでしたが、今年は1着に対する強い拘りが見える騎乗をしています」(同)

『競馬セブン』の関係者が話す通り、昨年は1着47回、2着41回だった藤岡佑騎手だが、今年はここ(7日現在)まで同31回、13回と極端に1着の方が多くなっている。

 普段、馬のコンディションや気性面の変化にばかり目が行っている我々だが、騎手も生き物。コンディションや“気性面”に変化が起きるのも当然というわけだ。

 なかなかそこまで把握するのは難しいと言わざるを得ないが、『競馬セブン』のような日常的に関係者と接触している状況なら馬だけでなく、そういった人の些細な変化にまで目が届くということなのだろう。

 今回、何故「競馬セブンに取材したのか」と疑問に思われた方もいるかもしれないが、『競馬セブン』は昨年の札幌記念だけでなく、秋の天皇賞、そして今年の大阪杯・安田記念(G1)と、ここ1年でジャックドールが出走した国内レースのすべてで予想を的中させているからだ。

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これぞ完全掌握! ジャックドールが勝っても負けても、馬券はズバリ!

 それに加え『競馬セブン』といえば、元JRA騎手で元JRA競馬学校の教官である徳吉一己、元JRA調教師の小原伊佐美・嶋田潤・二本柳俊一、社台グループの礎を築いた林勲、競馬記者歴40年以上の古川幸弘など、あらゆる分野のプロ達が集結し、全国から競馬情報を収集している組織である。

 情報業界の老舗であり、競馬場・トレセン・牧場という競馬の三大要素に深い関係性を築く『競馬セブン』の情報網は業界でも群を抜いている。「競馬で知らないことはない」と言っても大袈裟ではないほどの情報通であり、本件の裏事情を聞くには打ってつけの存在だったというわけだ。

 そして、その判断が正しかったことは、読者の方々にも納得いただけたのではないだろうか。

 また、今回は藤岡佑騎手から武豊騎手というジャックドールの主戦交代劇の裏側を語ってもらったが、『競馬セブン』の会員になれば「今週の買いジョッキー」という無料コンテンツを通じて騎手事情の裏側を日常的に知ることができるという。

 他にも“オモテに出ないような”本物の関係者情報が売りの「週刊セブン砲」、東西トレセンの採れたて情報を直送する「栗東&美浦レポート」など、事情通の『競馬セブン』ならではのコンテンツも無料で利用できる。

 たとえ競馬は自分で予想するというファンでも、とりあえず『競馬セブン』の会員になっておけば、それだけ周りを一歩も二歩もリードできるというわけだ。

 なお『競馬セブン』の会員登録に入会費や退会費などは一切掛からず、会員にさえなっておけばタダでこういった無料コンテンツが利用できるのだから、『競馬セブン』が長年多くの競馬ファンから支持を受けているのも当然だろう。

「会員登録をしていただいた皆様には、週末の重賞の勝負買い目『馬連3点(隠れ穴馬含む)』を特別無料公開させていただいております。

 特に今週末の札幌記念(G2)は、夏競馬で最も大きいレースと毎年弊社も力を入れているレース。現在4年連続的中と相性の良いレースでもございますので、皆様も今回を機にぜひ『競馬セブン』にご登録いただければ幸いです」(同)

 昨今の競馬界では乗り替わりが日常茶飯事であるように、多くの人々が携わっている以上、いつも様々な思惑が存在している。それらを知るだけでも興味深いところだが、時にはそんな“裏事情”が思わぬ馬券の的中にも繋がるから競馬は面白い。

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