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パチスロ「5号機最後の打ち納め」で名機実戦も…大敗!? 万枚報告も飛び交った看板シリーズ機を約4000G回した結果は…

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 ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は、パチスロ界で絶大な人気を誇る『押忍!番長3(以下、番長3)』について書いていきたい。

 本機は純増約2.0枚のART機で、通常時はベルの規定回数入賞やレア役で対決抽選を行い、その対決で勝利できればARTへ突入。対決は期待度の異なる「弱・中・強」があり、消化中は成立役(主にベル、レア役)で逆転抽選も行われている。

 ART「頂JOURNEY」はセット数管理型で、消化中は対決発展→勝利でストックを上乗せ。その上乗せストックにはループストックなる機能も存在し、一回の勝利で複数ストックすることもある。

 さらに、ART中はBBモードに応じて、ボーナス期待度の高いセット数が変化。基本的に轟大寺へ移行して「番長ボーナス」突入をかけた対決が発生し、BBモードが天国であればボーナス確定だ。

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 そのボーナス中は成立役でストックを抽選し、ストック期待度は「青7>赤7」というシリーズでお馴染みの性能。そしてボーナスの一部で突入する「絶頂対決」は、ライバル・鏡慶志郎との対決に勝利し続ける限りセット数を獲得していく本機最強の出玉トリガーとなっている。

 ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

 この日は特に期待できるわけでもなかったが、もうすぐ5号機が撤去となってしまうので、お別れ前に好きな5号機を打っておこうと思い『番長3』に着席した。

 朝一はなかなか対決に発展せず、300Gを超えたところで初の対決。しかし、何事もなく敗北してしまう。さらに450Gほどハマり、2回目の対決から特訓に移行し、そこから期待度の高い強対決に発展。ここでベルを2回引き、無事本日初のARTを獲得した。投資はいきなり1000枚になってしまったので、駆け抜けだけは勘弁してほしいところだ。

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 ART開始後、1セット目にいきなり「番長ボーナス」をゲット。ストック獲得とはならなかったが、まずは良い出だしとなった。さらにボーナス後の2セット目に発展した対決中にベルを2回引き勝利する。この上乗せでは、ループストックに当選→合計3つのストックに成功した。その後、消化中に3つのストックを獲得し、8セットまで継続。獲得出玉は700枚と、投資分を捲るまでは届かなかったがまずまずである。

「なんとか飲まれる前に次の初当りを引きたい…」そう思っていると、150Gで発展した対決中にチャンス目を引き早めの当りをゲットした。このARTでは、1セット目の終盤まで何も起こらず、「駆け抜けか」と諦めかけていたが、残り2Gでチャンス目を引いて対決発展。この対決でもベル2回→勝利でなんとかストックを獲得した。そこから順調にストックを重ねていき、11セットまで継続、計1000枚の出玉をゲットできた。

 ここまで良い要素はなかったが、おそらく『番長3』をホールで打つのはこれが最後なので満足するまで打とうと思い続行を決意。1500枚ほどの出玉があったので「しばらくは大丈夫だろう」と安心していたが、ここでまさかの天井到達(ベル200回入賞)で、出玉が飲まれるどころか追加投資は500枚とマイナス域まで転落……。

 さらにこのARTは単発で終了してしまい、次のARTも500Gハマり&3セットで獲得が300枚と厳しい展開が続く。投資もかさんでいたので、ここで実戦終了となった。総投資2000枚、回収は300枚という残念な結果で『番長3』のラスト実戦を終えた。

 最後に実戦データを紹介しよう。

■通常消化G数:2920G
■ART初当り確率:1/730(初当り確率:1/430.1~1/242.3)」、
■ART消化G数:約950G
■ART中共通ベル合算確率:約1/30.8(設定1・2・3・5:1/28.4、設定4:1/26.6、設定6:1/24.5」
■ART終了後の引き戻し特訓突入率:4回中0回(設定1・3・5:16.41%、設定2:25.00%、設定4:29.30%、設定6:39.06%)」

 と、どこを見ても期待できる要素はなく、設定1濃厚と言えるだろう。

 この日は『番長3』の撤去日直前だったので、高設定に期待できない状況でもかなり粘ってみたが、やはり痛い目を見る結果となった。序盤はヒキがかみ合ってなんとかなったが、天井到達で一気に2000枚ほど飲まれてしまったのが最大の敗因だろう。結果は酷いものになってしまったが、一撃に期待しながら楽しく打つことができたので満足している。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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